RPAテクノロジーズ
RPAテクノロジーズ株式会社は、「ISGでんき」を提供するアイ・エス・ガステム株式会社のISGでんき申込みの処理業務において、RPAテクノロジーズが提供するペーパーレスを実現するソリューション「BizRobo! Paper-free」の本格導入を2020年7月1日より開始した。
「BizRobo! Paper-free」導入前の課題
ISGでんきは2020年3月にサービスをリリースし、電気小売り事業者として顧客の申込みを処理する業務をできる限り省力化したいと当初から考えていた。紙での申込みは記載ミスによる手戻りなどの工数、転記処理に年間800時間程度必要と想定しており、業務プロセス処理の効率化が課題であった。このような課題をうけ、RPAテクノロジーズは「BizRobo! Paper-free」を活用した電気小売り事業「ISGでんき」の申込み処理業務の業務プロセス改善を進めてきた。
導入による見込める効果・効能
ISGでんきの紙による申込みから「BizRobo! Paper-free」でのデジタル申込みに変更することで、顧客が申込みする際の記載ミスを防ぐことができ、手戻り発生による人的コストの大幅削減が可能となる。また、申込み情報をデジタル化することにより、人的な申込み情報の転記作業時間を削減でき、転記時のミスも防ぐことにより削減工数は年間約500時間と想定しているとのこと。
アイ・エス・ガステム 谷津田 崇 氏 のコメント
「ISGでんき」リリースが大詰めの2020年1月にサービス案を紹介いただいた当初は、「正直なところWEBでの申込みも可能なのでわざわざ導入する必要はなさそうだ」と考えておりました。しかし、実際のデモを体験し、入力時にミスを防ぐことのメリットは非常に大きいと感じました。
具体的には、手書きで入力いただいた内容がその場でテキストデータになるため、お客様自身が入力を間違えた場合にすぐ気が付くことができます。また、電気の供給申込みには、通常の氏名住所など以外に供給地点特定番号という22桁の番号が必須となります。この番号に誤りがあると、電気小売事業者の切り替えができません。これも手書きでは非常に間違いやすい。実際に0を一つ入れ忘れる例などが多いです。「BizRobo! Paper-free」であれば数字キーで入力可能なだけでなく、桁数の指定も可能なのでミスがほぼ無くなるのではないかと期待しています。
また、現時点でISGでんきの運用にはRPAを活用し大幅な省力化に成功しています。紙の申込書をデータ化した後は、電気小売り事業専用の顧客管理システムへの転記や申込者の契約切り替え申請業務が必要になります。人力ですと間違いも生じやすく精神的負荷も高いこの作業を肩代わりするRPAロボットを開発したことで、人の手がほぼかかっていません。「BizRobo! Paper-free」と紐づけることで、より効果が高まると考えています。
「BizRobo! Paper-free」について
「BizRobo! Paper-free」とは、手書き入力や、情報の記録や証跡、伝達を行う等の紙が有する特性を、デジタルで表現しながら、入力時点でのデータ化や、後続処理までの業務プロセスをRPAやAPI等と連携し一気通貫してデジタル化する電子ソリューションである。これまで業務のデジタル化においてボトルネックになっていた「紙」を、デジタル化の「起点」とすることで、デジタルトランスフォーメーションを一気に加速させることができるとのこと。
提供元:RPAテクノロジーズ株式会社 プレスリリース詳細
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