NEC、WorkFusion社と提携しAI搭載のRPAを提供開始
NECは、WorkFusion社と戦略的提携を行い、AIを搭載したRPAソフトウェア「WorkFusion Smart Process Automation」を2019年6月より、日本、米国、アジア・パシフィックなどグローバルに販売を開始する。
「WorkFusion Smart Process Automation」は、人とロボットが担う業務プロセスを遂行する過程で人が判断・修正した内容をロボット(AI搭載RPA)が自動的かつ継続的に学習することで、ロボットが業務遂行できる範囲が拡がり、より業務の効率化を進めることができるとのこと。
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また、NECグループ内の共通業務を担うNECマネジメントパートナーでは、本ソフトウェアを経理・財務業務に適用し、非定型フォーマットの帳票から目的の情報を抽出する作業を93%自動化、人が行っていた手作業時間の45%効率化を実現したとのこと。
新RPAの特長
学習するロボットで業務プロセス全体を最適化
「WorkFusion Smart Process Automation」は、多様なレイアウトの帳票の中から業務に必要な特定の情報を抽出するような業務プロセスにおいて、未学習のレイアウトの帳票であっても、新たにロボットを作成することなく、人の判断やオペレーションから継続的にロボットが学習することができる。また、従来からあるRPAのオートメーション機能に加え、OCR、傾向分析、ワークフロー機能などをワンパッケージで提供し、これらの機能を包括的に利用することにより、人の作業も含めた業務プロセス全体の自動化・最適化を実現するとのこと。
自社グループでの実証に基づくソリューションを提供
NECマネジメントパートナーでは、非定型の処理が月1万件以上発生し、かつ月末に集中していた経理・財務業務の売上審査業務において、手作業時間を45%効率化するとともに、さらに他の業務への適用を進めていくという。また、業務プロセスを分析・最適化した上でRPAの効果的な適用を判断、設計できる内部人材の育成にも取り組んでいくとのこと。
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引用元:NEC プレスリリース詳細へ
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