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NTTドコモのRPAサービスとは

NTTドコモは、携帯電話・スマートフォンなどによる通信事業を中心に、コンテンツサービスや決済サービスなどを提供している通信キャリアだ。その事業は個人向けだけでなく法人向けにも展開しており、モバイルをキーワードとしたサービスやソリューションも展開している。

そのラインナップのひとつがRPAサービスだ。アナログ作業をスマートフォンやタブレットでデジタルデータ化。モバイル機器を活用したRPAという、NTTドコモならではのRPAサービスを展開している。

NTTドコモによるRPAサービス

RPAは、PCで行う作業を自動化するシステムだ。しかし、NTTドコモでは、RPA導入を検討する企業からのヒアリングを重ねるうちに、PC業務に至るまでの前段階の業務(営業活動や自動車の運転、電話対応、手書きの注文など)にアナログ作業が多数存在することが、作業効率化のネックになっていることを把握した。

そこでNTTドコモでは、スマートフォンやタブレットをはじめ、自社で持っている最新技術をRPAツール「WinActor(ウィンアクター)」と組み合わせることで、これらの課題に対応していこうとしている。

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NTTドコモ「RPAサービス」でできること・特徴

NTTドコモでは、NTTグループが開発・販売している純国産のRPAツールWinActorを取り扱っている。

企業が抱えるさまざまな課題に対して、スマートフォンやタブレットをはじめとするデバイスやサービスを組み合わせ、総合的なソリューションの提供を行っている。

WinActorの特徴1:幅広いソフトウェアの操作を自動化

WinActorは、Windows PC上で動作するソフトウェアの操作手順をシナリオとして学習。PCの操作を自動化できる機能を持つ。

そのカバー範囲は、Microsoft Office製品(Excel、Word、Access、Outlookなど)や、Webブラウザ(Google Chrome、Internet Explorerなど)はもちろん、ERPやOCR、ワークフロー(電子決裁など)、個別の作り込みシステム、共同利用型システムまで、あらゆるソフトウェアが対象になっている。

これらのソフトウェアを使う定型業務を自動化することにより、作業に必要な時間やコストを大幅に削減可能だ。

WinActorの特徴2:プログラミング知識不要のロボット作成

WinActorによる業務を自動化するためのロボット作成には、プログラミングの知識は不要だ。情報システム部門など、ITリテラシーが高いユーザーでなくとも、簡単に業務を自動化していくことができる。

また、特別な環境構築も不要であり、PCへのインストールのみでRPAをスタートできる。

WinActorの特徴3:完全日本語対応のRPAツール

WinActorは純国産のRPAツールであるため、メニューはすべて日本語表示となっている。日本語によるマニュアルやサポート体制が充実していることも特徴だ。

NTTドコモ「RPAサービス」の活用例

NTTドコモが提供するRPAサービスについて、具体的には以下のような活用例がある。

RPAとAIの活用で運送業界を業務効率化

NTTドコモと、ドコマップジャパン、富士運輸の3社は、NTTドコモのRPAサービスと「AIインフォテイメントサービス」を活用して、ドライバーの日報作成や事務員の確認業務、請求データ発行業務といった運送業界で発生する定型業務を効率化・自動化する実証実験を行った。

この実証実験は、ドライバーが運転中でも音声エージェントの問いかけに答えるだけで、日報作成や業務記録ができるようになっている。その日報データは、クラウドへと自動アップロードされる。

NTTドコモ「RPAサービス」のライセンス

具体的な価格については、要望をヒアリングの上で提示される。なお、WinActorには、以下のようなライセンス体系が用意されている。

・有償トライアルライセンス
機能:シナリオ作成機能+実行機能
利用期間:60日
※本ライセンスはトライアル版ライセンスとなる。

・フル機能版ライセンス
機能:シナリオ作成機能+実行機能
利用期間:1年

・実行版ランセンス
機能:実行機能
利用期間:1年
※導入ライセンスおよびライセンス数により利用料金は異なる。
※ライセンス無制限で60日間試用できるトライアルプランも用意している。

NTTドコモ「RPAサービス」の提供形態

WinActorは、動作環境はWindowsのみとなっており、LinuxやMac OSなど、Windows以外のOS環境では動作しない。また、管理ロボ「WinDirector」をインストールしてサーバで使用する場合には、サーバOSであるWindows Server 2012かWindows Server 2016が必要となる。

■WinActorのおもな仕様・動作環境

対応OS Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10
対応ソフトウェア Microsoft Office 2007/2010/2013/2016
※Office連携時
対応ブラウザ Internet Explorer 8/9/10/11
※ひな形作成機能使用時
※FirefoxやGoogle Chromeは、画像認識を使った自動操作、座標を指定した自動操作によって対応が可能
対応アプリ開発環境 .Net Framework 3.5/4.0/4.5
推奨CPU Intel Pentium4 2.5GHz相当以上
ハードディスク 空き容量 500MB以上
メモリ 2GB以上
ディスプレイ XGA(1024×768)以上
※高解像度ディスプレイを使用する場合、Windowsの設定でテキストやアプリのサイズを変更している文字やアイコンのレイアウト崩れが発生する可能性あり

プログラミング知識なしでOK!導入ハードルを下げることに成功

NTTドコモが提供するRPAツールWinActorは、プログラミング知識を持たなくても利用できるのが大きな強みで、導入ハードルを大きく下げることに成功した。

NTTドコモは、AIの活用を検証するなど、先駆的な事業にも積極的であることから、新たなソリューションが生まれることにも期待できるだろう。

会社概要

会社名:株式会社NTTドコモ
資本金:9,496億7,950万円
設立年月:1992年7月
代表者氏名:代表取締役社長 吉澤和弘
事業内容:
・通信事業
携帯電話サービス(LTE(Xi)サービス、FOMAサービス)、光ブロードバンドサービス、衛星電話サービス、国際サービス、各サービスの端末機器の販売など
・スマートライフ事業
動画配信・音楽配信・電子書籍サービスなどのdマーケットを通したサービス、金融・決済サービス、ショッピングサービス、生活関連サービスなど
・その他の事業
ケータイ補償サービス、システムの開発・販売・保守受託など
本社所在地:〒100-6150 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー

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