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PwCのRPAサービスの特徴や事例を徹底解説!

どんな企業でも、財務や会計、税務に関する業務では頭を悩ませていることだろう。それは、税務だけをとってみても、法人税、事業税、住民税、消費税など、さまざまな税に対する会計処理をしなくてはならず、しかも定型業務や繰り返し作業が膨大にあるためだ。

市販の会計ソフトなどを導入していても、税の申告では経費明細を出力・集計し、その結果を申告用ソフトに入力する手作業が発生する。それが、国内の税務であればまだしも、海外取引があれば、関税だけでなく、取引国ごとの税制にそれぞれ対応しなくてはならなくなる。

こうした悩みをRPAの導入によってサポートしてくれるのが「PwC(プライスウォーターハウスクーパース)」だ。PwCは、世界4大会計事務所(Big4)のひとつで、ロンドンを本拠地に世界158ヵ国に展開するコンサルティングファームだ。日本ではPwCグローバルネットワークのメンバーファームである「PwC Japanグループ」が事業を行っている。

PwC Japanグループでは、監査、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、法務、金融・資本市場に関する総合研究、サイバーセキュリティサービス、コンプライアンスなどに関する危機対応や信頼回復の支援などを、さまざまな法人が提供している。

その中に、RPAのコンサルティング事業を手掛ける「PwCコンサルティング合同会社」や、RPAによる監査を手掛ける「PwCあらた有限責任監査法人」がある。Big4のコンサルティングファームが提供するRPAサービスとはどういうものなのか、詳しく紹介しよう。

PwCが提供するRPAサービス

PwC Japanグループの一員としてコンサルティング業務を担当しているPwCコンサルティング合同会社は、RPAを活用する企業に対してコンサルティングサービスを提供している。また、RPA導入企業とRPA提供企業のニーズをマッチングさせる役割も担っている。

また、RPAを導入することで、現場では新たなリスクが発生することもある。それを適切に識別し、業務プロセスの自動化に合わせた内部統制をするために、プロフェッショナルな監査法人に監査業務を依頼する必要がある。そこでPwC JapanグループのPwCあらた有限責任監査法人が内部監査業務に対応する。

PwC「RPAサービス」でできること・特徴

PwCコンサルティング合同会社では、RPA導入のコンサルティングメニューを用意している。一般企業向けにはビジネスプロセスの改革から、顧客接点・コミュニケーションの変革を目的としたロボットの導入デザイン、実際の導入まで、トータルにサポートする。また、RPA導入に付随したITシステムや業務システムの変更など、IT基盤全体のデザインもサポートする。

具体的な提供メニューは以下のとおりだ。

・RPA活用のための導入検討の支援
・RPA導入後の投資対効果の分析支援
・RPA導入後の組織・オペレーション設計
・人工知能搭載の「スマートロボット」を活用した企業内コミュニケーションの改革支援

RPA導入におけるガバナンス・リスク管理体制の評価・整備を支援

PwCあらた有限責任監査法人では、RPA導入にあたって課題となる可能性が大きいガバナンス・リスクの管理体制や財務諸表の監査、内部統制監査、セキュリティ対策など、評価・整備の支援サービスを提供している。

同サービスでは、リスク管理・ガバナンス面での対応事項を洗い出すフレームワークを開発。個々のロボットの重要度およびリスクの評価、ロボットに対するIT全般の統制などのセキュリティを確保し、内部統制の監査にも対応する。さらに、RPA導入の目標や戦略の達成、人材教育も含んでいるのが特徴だ。

■内部監査のためのRPA

PwC「RPAサービス」の活用例

PwCは世界4大会計事務所のひとつだけあって、そのRPAサービスでも税務や金融といった分野での活用に適している。税務には、手作業が必要な作業や反復作業が多く残っている。PwC Japanグループでは、RPA導入による税務プロセスの変革の支援を行っている。

また、金融機関のシステム構成は、銀行統廃合や法改正への対応などから、巨大で複雑になっている場合が多く、業務オペレーションも複雑化し、多くの人員を確保しなければいけなくなっている。PwC Japanグループでは、その課題を解決する金融業界向けRPAの導入支援を提供している。

PwC「RPAサービス」の導入事例・実績

それでは、PwCのRPAサービスがどのように導入され、効果を上げているのか、具体的な事例を紹介したい。

事例1:40業務以上で業務を効率化


クライアント:株式会社三井住友銀行
課題:業務改革。

三井住友銀行(SMBC)本部の業務改革を支援。RPAによる業務効率化や収益機会の拡大、グローバルベースの業務集約の実現を目指すべくRPAの導入を推進した。

<具体的な課題>
・業務の効率化や集約化・収益機会の拡大。

<RPAによるソリューション>
RPAの実証実験は2016年からスタートし、パイロット導入を経て、2017年4月から一部の稼働を開始した。

<RPA導入後の成果>
・本部3部門17部と事務センターにおいて、40業務以上へのRPA本格導入を果たし、業務を効率化した。

事例2:処理時間を2分から2秒へ大幅短縮

クライアント:国内生命保険会社
課題:業務改革。

国内生命保険会社に対して、解約返戻金や契約者貸付の算出プロセスのRPAによる自動化を支援。

<具体的な課題>
・解約返戻金や契約者貸付の算出において、複数の処理を手作業で実施していた。
・無駄な作業時間や作業コストが生じていた。

<RPAによるソリューション>
RPAを導入することで、処理時間を短縮。

<RPA導入後の成果>
・1証券あたりの処理時間を2分から2秒へと大幅短縮。
・6ヵ月37,000件の処理を、自動でミスなく行える体制を構築。

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コンサルティング・監査などを提供するPwCのRPAサービス

PwC JapanグループのRPAサービスは、財務・税務・会計・金融などの分野に強い。RPA導入時のコンサルティングはもちろん、RPA導入におけるガバナンスやリスク管理、監査対応、税務の効率化など、さまざまな専門領域の相談にものってくれる。多くの実績や知見を持つ専門法人から支援サービスを受けるメリットは大きいといえるだろう。

会社概要

会社名:PwC Japanグループ(以下、PwCコンサルティング合同会社の概要)
設立年月:1983年1月(2016年2月に組織変更を行いPwCコンサルティング合同会社設立)
代表者氏名:代表執行役CEO 足立晋
事業内容:・ストラテジーコンサルティング(Strategy&)
・マネジメントコンサルティング
・テクノロジーコンサルティング
・リスクコンサルティング
本社所在地:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング

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