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Cogent LabsのRPAサービスの特徴や事例を徹底解説!

RPAと聞いて、「AI(人工知能)とはどう違うの?」と思われる読者もいるのではないだろうか?RPA導入の担当者であれば、両者の役割の違いを十分に理解し、いつでも説明できる立場にあるはずだ。そして、どのような企業がどのようなRPAやAIを扱っているのかについても、知っておく必要があるだろう。

なぜなら、自動化の対象となる定型業務の中には、RPAのさらに上をいくAIとの連携を想定して取り組まなければならないものもあるからである。そうした悩みや課題を解決し、サポートしてくれるのが「Cogent Labs(コージェントラボ)」だ。

Cogent Labsは、日本におけるAI(人工知能)産業を最前線で担うスタートアップ企業である。同社は、東京に本拠を置いているが、世界20ヵ国以上から集まったエキスパートのメンバーたちによって構成されているグローバルな企業でもある。事業内容としては、時系列予測や情報抽出、自然言語、音声処理、画像分類、強化学習など、数多くの分野にわたった専門知識を活用しながら、先進的なプロダクトを生み出している。

定型業務を自動化するRPAの導入の先には、さらにその次のステップとしてAIとの融合が取り沙汰されている。それを現実のものとするのが、Cogent Labsが培っているAIに対する技術だ。既存のRPAツールとの連携を行いながら、RPAの進化につながるRPA×AIのサービスとはどういうものなのかをご紹介しよう。

Cogent Labsが提供するRPAサービス

Cogent Labsは、とてもユニークな会社だ。自社でRPAツールを開発してリリースするサービスではなく、RPAツールのベンダー(代理店)と業務提携を行い、RPAツールに対して自社のAIサービスを提供するという戦略をとっているからだ。

現在、業務提携を行っているRPAツールのベンダーは、ソフトバンク株式会社とRPAテクノロジーズ株式会社の2社。ソフトバンクのRPAツール「SynchRoid(シンクロイド)」と、RPAテクノロジーズのクラウド型RPAツール「BizRobo! DX Cloud(ビズロボDXクラウド)」に対して、同社のAIサービスであるOCR(手書き文字認識)技術「Tegaki(テガキ)」を提供している。

Cogent LabsのRPAサービスでできること・特徴

Cogent LabsがRPAツールに提供しているAI OCRサービスTegakiは、手書きの書類をスキャンしてそれを取り込むだけで、アナログデータが簡単にデジタルデータ化できるというものだ。このOCR技術には、ディープラーニングによる独自のアルゴリズム(プログラムを作るときの手順・計算方法)を利用しているため、手書き文字の認識率は99.2%という驚異的な精度の高さを誇っている。

手書き文字は、これまで自動認識が難しいものの代表格とされてきた。しかし、このTegakiのOCR技術を活用することで、手書きの書類でも高速・高精度に読み取れるようになる。手書きの申込書類やアンケート用紙、医療機関での問診票などでも自動読み取りの対応が可能となっているのが特徴だ。

それまでは、RPAで自動化する作業の中に手書き書類が入っていると、OCRの精度が低かったために読み取ったデータをその都度修正したり、あるいは手書き書類をより分けて自動化の作業からはずし、目視による手入力をしたりする必要があった。

しかし、AI OCRサービスTegakiを導入することによって、手書き書類を高い精度で読み取り、データ入力や集計、加工などの作業を、よりスピーディーに自動化することが可能となっている。そして、このTegakiと連携するRPAツールが、国内でも使いやすいRPAツールといわれているSynchRoidとBizRobo! DX Cloudだ。

SynchRoidにTegakiを組み込み

ソフトバンク株式会社が独自で開発したRPAツールSynchRoidは、RPAテクノロジーズ株式会社のRPAツール「BizRobo!(ビズロボ)」をベースに開発されている。直観的な操作が可能なため、非エンジニアでも容易にロボット開発ができ、管理・運用できるという特徴を持つ。

このソフトバンクのSynchRoidに、Cogent LabsのAI OCR技術Tegakiを組み合わせたソリューションを共同開発している。ソフトバンクではほかにも、RPAとIBMのコグニティブAI「IBM Watson」や同社のAIロボット「Pepper」を連携させるソリューションなども提供しているが、そうした連携ソリューションのひとつとしてTegakiも加わったかたちだ。

SynchRoidとTegakiが連携することにより、膨大な手書き文書や印刷文書、FAX文書のデータ入力・集計・加工などの作業を、よりスピーディーに自動化できるようになっている。

BizRobo! DX CloudでBasic Robo!とTegakiを連携

RPAテクノロジーズ株式会社のRPAツールBizRobo!を、クラウドサービスとして提供するのがBizRobo! DX Cloudである。このサービスでは、BizRobo!の基本機能である「BasicRobo」を、顧客ごとの「プライベートクラウド」上に構築して運用できる。1つのサービスを1社で利用することができるシングルテナントおよび従量課金での利用が可能となっている。

このRPAテクノロジーズのBizRobo! DX Cloudと、Cogent LabsのAI OCR技術Tegakiが連携したサービスを2018年9月6日から提供している。この連携により、国内企業にまだ多く残っている紙文書の入力や変更、集計、加工といった業務をRPAが代行してくれるようになっている。

Cogent LabsのAI OCR技術の活用例

キヤノンマーケティングジャパン株式会社も、Cogent LabsのAI OCR技術Tegakiと提携している企業のひとつだ。

キヤノンマーケティングジャパンは、大手電気機器メーカーであるキヤノン株式会社の日本市場におけるブランド製品の直販、卸売や修理などのサポートなどを行う関連企業だ。デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、インクジェットプリンター、スキャナー、電卓・電子辞書といった製品・サービスを提供している。

近年ではITソリューションやサービスにも精力的に取り組み、情報システムの構築・保守、システム運用支援やクラウドを活用したITインフラ・サービスまで事業を拡充してきている。その一環として、Cogent LabsのAIを活用した手書きOCR分野で協業した「手書き AI OCRソリューション」を提供している。

キヤノンの画像処理技術によるOCR開発キットに、Cogent LabsのAI OCR技術Tegakiを連携させることで、手書き文字の高精度な自動認識を実現。業務の効率化と業務品質の向上を実現させている。

AIを駆使したCogent LabsのRPAサービスの可能性

これまでは、RPAで自動化する事務作業の中に手書きの書類が入っていると、人手による読み取り作業やOCRで読み取ったデータの修正作業などが必要だった。しかし、Cogent LabsのAI OCRサービスTegakiをRPAツールに導入することで、手書き書類のデータ入力や集計、加工などの作業を、よりスピーディーに自動化していくことが可能になる。RPAとAIの提携がオフィスワークの未来を変えるとともに、RPAそのものをさらに浸透させていく可能性があるだろう。

資料ダウンロード

Cogent Labsの資料については、「資料ダウンロード」ページからダウンロードすることができる。

会社概要

会社名:株式会社Cogent Labs(コージェントラボ)
資本金:14億7,200万円(準備金含む)
設立年月:2014年
代表者氏名:代表取締役 飯沼純、代表取締役 エリック・ホワイトウェイ
事業内容:最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスの提供
本社所在地:東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA LAB

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