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日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションとは

日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションとは

株式会社日立ソリューションズは、全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する「ハイブリッド インテグレーション」を実現することをモットーに企業活動を続けているシステムインテグレーション企業だ。最先端の技術と幅広い業種・業務の知識、蓄積されたノウハウが体系的に結び付いた、多くのソリューション・商品を提供している。

日立ソリューションズは、RPAツール「Automation Anywhere Enterprise(オートメーション・エニウェア・エンタープライズ)」(以下、Automation Anywhere)の代理店でもある。自社でも2016年からRPA導入に向けた検討に入り、現在では全社で展開している。そうした自社での導入で培った経験を基に、他社へのRPA導入支援としてソリューションを展開しているのだ。そこで、日立ソリューションズでのRPA戦略を紹介していこう。

日立ソリューションズならではのRPA導入支援サービス

日立ソリューションズの「RPA業務自動化ソリューション」は、PCでの定型業務をソフトウェアロボットが代行し、煩雑で単純な事務作業から社員を解放して、業務量を最適化してくれるサービスである。同社がパートナー契約を結んでいるRPAツールのAutomation Anywhereを活用したサービスを利用することで、RPAの導入前の事前診断から導入・運用までを一貫してサポートしているのが特徴だ。


■Robotic Process Automation 業務自動化ソリューションのご紹介

Automation Anywhereとは

Automation Anywhereは、2003年に創業し、現在では世界のRPA市場におけるリーディングカンパニーのひとつであるAutomation Anywhere社が提供している、全世界で大規模な導入実績を持つRPAだ。

ビジネス・アプリケーションのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)操作を、人の手に代わりボット(ソフトウェア・ロボット)が実行するプロセス自動化ソリューションである。Automation Anywhere社は、現在全世界で100社以上のパートナーと1,000社以上の顧客企業を擁しており、Automation Anywhereによるロボットは、グローバルで60万台超も稼働させている。

日立ソリューションズ「RPA業務自動化ソリューション」でできること・特徴

日立ソリューションズでは、2017年から自社でAutomation Anywhereを導入してきた。そこで蓄積されたRPA導入のノウハウや知見を活かしたサポートサービスがRPA業務自動化ソリューションで、同社が2017年7月から提唱する「ワークスタイル変革ソリューション」の中の1つとして提供されている。

RPA業務自動化ソリューションでは、RPAツールの全社導入から運用定着、効果の最大化まで、トータルサポートを受けることができる。

全社の業務を幅広く自動化

Automation Anywhereは、WebアプリケーションやMicrosoft OfficeといったWindowsアプリケーションだけでなく、ERP(統合基幹業務システム)や基幹システムなどのアプリケーションと連携でき、さらにCitrixなどのVDI(デスクトップ仮想化)にも対応している。

メールやファイルからの受注・請求処理の自動化や、申請内容の登録・照合・検証、必要な数値を集めて定型レポートを発行するなど、広範囲な作業をロボットで自動化できるため、さまざまな部門の自動化要件に応えることができる。

ロボットを集中管理

Automation Anywhereが持つ中央集中型のロボット管理サーバー「Control Room」により、すべてのロボットの定義、配置、管理を一元的に行うことができる。そのほか、ロボットの稼働状況を可視化する「ダッシュボード」、スケジュールに基づいて実行環境へ配布を行う「タスク・スケジュール」、すべての情報処理のシステム記録データを表示可能な「監査証跡」といった機能があるため、ロボットの稼働状況やログの取得を一元管理することが可能になっている。

■RPA_6_ロボット開発デモンストレーション

自社製品と連携したソリューションも豊富に提供

RPA業務自動化ソリューションでは、日立ソリューションズが開発した自社製品と連携したソリューションも提供している。例えば、データ自動抽出基盤「活文 Intelligent Data Extractor」を活用した帳票データの取り込みソリューションがある。スキャニングやOCR(光学文字認識)処理を行ったPDFに含まれるテキストをAIが解析し、フォーマットの異なるさまざまな帳票からデータを自動抽出する。活文がRPAと連携することで、抽出したデータの業務システムへの入力までを自動化することもできる。

また、AIチャットボットである「AIアシスタントサービス」との連携にも対応。スマートデバイスやPCを使用し、ユーザーが知りたい情報などを話しかけるように入力することで、情報探索やスケジュール予約などのコミュニケーションをチャット形式で行うことができる。このAIアシスタントサービスがRPAと連携すれば、入力したチャット情報をRPAが各システムに代行して入力してくれる。そのため、ユーザーは各システムの画面操作を意識することなく業務を完了することができる。

■「AIアシスタントサービス」のご紹介

RPAの全社利用を支援するクラウドサービスも

日立ソリューションズは、さらにRPAの全社導入をトータルに支援するクラウドサービス「RPA運用支援クラウドサービス」を2018年9月からスタートしている。Automation Anywhereの全社導入に必要となる各種ガイドラインやFAQ、サンプル、ヘルプデスクなど、開発・テスト・運用・管理に関する情報をポータルサイトで提供。ポータルサイトを活用することで、RPAのノウハウを持っていなくても、低コストかつスピーディーな導入と負担の少ないRPA運用・管理を実現できる。

・スピーディーなRPA導入を実現

自社だけでRPAの導入に取り組もうとすると、ガイドラインの作成や、運用基盤を整備する必要があるなど、運用開始までに半年程度かかってしまう。そこで、RPA運用支援クラウドサービスを活用することにより、運用開始までの期間を約1ヵ月に短縮することができる。このRPA運用支援クラウドサービスには、以下のような特徴がある。

・ロボット開発の標準ガイドラインを提供

全社でRPAの導入が進むと、複数の部門や現場で品質や実装のレベルがバラバラなロボットが作られてしまうおそれがある。社内でのロボットの開発状況や稼働状況を一元管理できない場合、適切に管理されていない“野良ロボット”が放置されてしまう。

そこで、日立ソリューションズでの実運用を通じて最適化された標準ガイドラインを提供。これによって導入企業は、ガイドライン設計にかかる時間を大幅に短縮できるだけでなく、ロボットを登録・利用する上でのルールや、ロボットが停止した場合の対処方法などの情報も共有できるようになる。

・FAQやロボットのサンプル、部品などを提供

日立ソリューションズのRPA運用支援クラウドサービスでは、ポータルサイトを通じて、FAQ、ロボットのサンプルや部品などを提供し、ロボットを効率的に開発できるように支援している。さらに、難度の高いロボットの開発やトラブルについて、ポータルサイトから日立ソリューションズのエンジニアに直接問い合わせることが可能となっている。

導入企業自身で作成したガイドラインや、社内で稼働するロボットのモジュールも共有でき、業務や環境に適したロボットをより効率的に開発・運用していけるようになる。

日立ソリューションズ「RPA業務自動化ソリューション」の活用例

日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションでは、Automation Anywhereが主軸のRPAツールとなる。このRPAは管理サーバーにより、社内で稼働するすべてのロボットを一元管理してくれるものだが、さらに分けると、開発ツールの「Bot Creators」、ボット管理サーバー「Control Room」、実行ツールの「Bot Runners」の3つで構成されている。

Bot Creatorsによるタスクの作成方法は、2通り用意されている。1つは「レコーダー」で、デスクトップ上の作業を記録してボットを作成する方法。もう1つは「タスク・エディター」で、開発画面左列のコマンドをドラッグ&ドロップするとダイアログが出てくるので、ファイル名を指定しエンコーディングの種類を選択してタスクを作成する方法だ。レコーダーで記録したボットは、タスク・エディターで部分的に編集することができるほか、前半をタスク・エディターで、後半をレコーダーによる記録で作成するという方法をとることも可能だ。

なお、Bot Creatorsには作成したボットを自動で起動する「トリガー機能」を豊富にそろえている。例えば、「Email」機能では新規メールを受信したとき、「File」機能では指定したファイルが作成・削除・変更・リネームされたとき、「Service」機能では指定したWindowsサービスが起動・停止・一時停止・再開したときなどが、それぞれ動作を起動するトリガーとなっている。

日立ソリューションズ「RPA業務自動化ソリューション」の導入事例・実績

自社でのRPA導入実績があり、そのノウハウの蓄積により他社へのRPA導入支援サービスを提供している日立ソリューションズ。ここでは、その代表的なRPA導入事例を紹介する。

日立ソリューションズの自社でのRPA導入事例

まず、日立ソリューションズの自社での導入事例から見ていこう。日立ソリューションズは、日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併して2010年に立ち上げられたシステムインテグレーターだ。当初は日立の標準システムを導入することになっていたが、自社に合わせたシステムの拡張ができず、手計算・手動での連携が必要となった。その手作業を軽減しながら、業務効率化や働き方改革につなげていくために、2016年7月よりRPAの自社での導入を検討。2017年2月にAutomation Anywhereの採用を決めた。

RPAソリューションは、ロボット開発とその後のメンテナンスの点から、マウス操作でシナリオ(作業手順)を作成するフローチャート型と、簡易なプログラムを要するスクリプト型の大きく2つに分けられる。日立ソリューションズで実際に試したところ、フローチャート型RPAの場合は、ロボット作業のステップが200個以上になり、実際の業務では500個にもなることが判明した。そこで、作業量の少なくて済むスクリプト型RPAツールであるAutomation Anywhereを選択したという。

Automation Anywhereの導入後、これまで約2週間かけて作成していた査定調書が、担当者のチェックのみの約4日間で作業が終了するようになった。その結果、毎年その時期に残業していた担当者の作業時間を30時間削減できたという。また、全社展開を始めた初年だけで、適用業務の数は人事総務本部の26件を含む45件あり、月間434.7時間の業務削減に相当する導入効果を得ている。

大手レンタカー会社A社への導入事例

レンタカーの予約受付業務をおもに行っているA社は、レンタカーの予約受付業務にRPAの導入を進めている。それまでのレンタカー事業では、さまざまな旅行予約サイトなどを通して受け付けた予約情報を、管理画面から1件ずつ取り出しては印刷し、その書類の情報を目視で確認しながら、基幹システムに手入力するという作業を行っていた。しかし現在では、その作業をRPAロボットで代替している。

レンタカー事業は、季節によって予約の受付数が大きく変動し、予約数によって受付業務の作業量も変わってくる。そこで、閑散期と繁忙期で激変する業務量に合わせて、適切な数の働き手を無理なく確保するための方法を模索する中で、RPA導入の検討を始めた。レンタカーの予約業務で発生する定型業務では、人手で行うよりもロボットに作業させたほうが8倍以上も迅速な上に、作業ミスも少ないため、チェック作業も大幅に削減できたという。

同社には800名を超える従業員が働いているが、その9割は女性であり、家庭の状況に応じた時短勤務やリモートワークなどが日常的に行われている。そのため、業務の可視化に基づいた生産性改善の取組みや、その一環としてのRPAによる作業効率の向上は、従業員にとって働きやすい職場環境を作り上げていく上でも重要な役割を果たしている。

日立ソリューションズ「RPA業務自動化ソリューション」の導入対象

一般的にRPAの導入が検討される対象業務としては、以下のような業務がある。
・同様の作業を繰り返す業務
・作業時間数が多い業務
・作業時間が就業時間外にならざるをえない業務
・作業時間が限定的で他の作業を中断して行う業務
・作業者が自動化を要望する業務

RPAのロボットは、メール送信を含めたシステムへのデータ入力や、メール受信を含めたデータ出力が得意な分野となっており、RPAツールにはこのような動作を組み合わせて導入していく形となっている。具体的には、以下の4部門・13業務がおもなRPA導入対象として適している。

<経理・財務部門>
・売掛・入金業務
・買掛・支払業務
・交通費の確認・精算業務
・資産の管理業務

<人事・総務部門>
・過重労働の管理業務
・人事考課の業務
・経営者に向けた月次報告書を作成する業務

<購買・倉庫部門>
・メールによる発注業務
・Web EDIによる出荷業務

※Web EDIとは、受発注取引を電子的に行うEDI(Electronic Data Interchange)をインターネットで行う手法のこと。

<営業・販売部門>
・販売状況の調査業務
・定期販売する商品の見積もりを作成する業務
・メールによる受注業務
・Web EDIによる受注業務

導入対象業種

RPAの導入対象となる業界・業種は、金融、保険、通信・ネット・メディア、IT、航空・旅行、鉄道、アパレル、流通小売、通販など、幅広く、バックオフィス業務が多く発生する企業であれば、導入対象の業界・業種は問わない。

日立ソリューションズ「RPA業務自動化ソリューション」の価格・ライセンス

日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションのライセンス体系には、スターターパックとエンタープライズパックがあり、以下のような年間契約のサブスクリプションライセンス(ライセンス契約)となっている。

※サブスクリプションには、購入期間中に有効な製品使用権と製品保守サービスが含まれる。

エンタープライズ パック 単位 数量 価格
ロボット管理サーバー(Control Room) ライセンス サーバー 3(※) オープン(要問い合わせ)
ロボット開発端末(Bot Creator)ライセンス クライアント 10
ロボット実行端末(Bot Runner) ライセンス クライアント 5
ドキュメント作成支援ツール(Process inVision)ライセンス クライアント 10
スターター パック 単位 数量 価格
ロボット管理サーバー(Control Room) ライセンス サーバー 1 オープン(要問い合わせ)
ロボット開発端末(Bot Creator) ライセンス クライアント 3
ロボット実行端末(Bot Runner) ライセンス クライアント 2

※エンタープライズ パックのロボット管理サーバー(Control Room)3ライセンスは、本番・開発・テストの用途に限定されます。

日立ソリューションズならではの安心できるRPAソリューション

日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションは、システムインテグレーション企業として蓄積されたノウハウと、自社での導入によって培われたRPAに対する知見と経験で生み出されたサービスだ。

RPAのノウハウを持っていない企業でも、低コストでスピーディーな導入と運用・管理を実現できるため、安心して任せることができるだろう。

会社概要

会社名:株式会社日立ソリューションズ
資本金:200億円
設立年月:1970年9月
代表者氏名:取締役社長 星野達朗
事業内容:
■ソフトウェア・サービス事業

■情報処理機器販売事業
本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7 日立ソリューションズタワーA

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