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MinoriソリューションズのRPAツール「MinoRobo」とは

「MinoRobo(ミノロボ)」は、システムインテグレーターの株式会社Minoriソリューションズが提供するユーザーフレンドリーなUIを持つRPAツールだ。現場の担当者が普段行っている定型作業を、簡単にシナリオ(作業手順)にして自動化できる、とてもシンプルで使いやすいRPAツールとなっている。

ここでは、MinoRoboの特徴や導入のメリット、導入事例などについて詳しく紹介しよう。

ロボットが簡単に作成できるRPAツールMinoRobo

MinoRoboは気軽にロボットを作成し、定型業務を自動化できるRPAツールだ。シナリオ作成版の「MinoRobo Maker」と、シナリオ実行版の「MinoRobo Worker」に分かれており、シナリオ作成では専門知識は不要。まるで、ひとつひとつのブロックを組み立てていくように、定型業務の作業の流れをシナリオに作成できる。

ある程度プログラミングの知識が必要な開発型RPAの中には、設定が複雑でわかりづらいツールや、シナリオの作成が難しいツールなど、RPAのスペシャリストでないと扱いにくいものもある。その点、MinoRoboは専門知識を持たない現場担当者でもロボットを作成し、定型業務を自動化していくことができる。

シンプルでわかりやすい「普段使い」のRPA

「誰でも使えるRPA」にこだわったMinoRoboは、視覚的に理解しやすい、シンプルな操作画面を採用した、使いやすさが魅力だ。日々変化していく業務に対応していくため、エンジニアやRPAのスペシャリストでなくても、シナリオを作成・修正できるように設計されている。

また、すべて日本語でメニューも表示されるため、ストレスなくシナリオが作成できる。まさにシンプルでわかりやすい「普段使い」のRPAが、MinoRoboなのである。

MinoRoboでできること・特徴

ユーザーフレンドリーなUIにより、エンジニアでなくてもすぐ簡単にロボットのシナリオが作成できるMinoRobo。RPAを導入することにより、定型作業の効率化を圧倒的なパフォーマンスで実施していくことができる。また、MinoRoboは24時間365日稼働させることができ、オペレーションミスもなくなるので、業務品質の向上を図ることができる。

こうしたMinoRoboの特徴の中でも特に注目されるのが、一般的なWebブラウザーやアプリケーションとの連携対応だ。

デスクトップ型+オブジェクト認識型RPAとして初のGoogle Chrome対応

MinoRoboは、高価で導入までに時間のかかるサーバー管理型RPAとは異なり、安価でスピーディーな導入展開が可能な「デスクトップ型」のRPAだ。

また、RPAのシナリオ作成には、マウスやキーボードの動きを記録していく「座標型」や、簡単なプログラミングが必要な「開発型」などの方法がある。しかしMinoRoboでは、各アプリケーションの画面を分析しながら、「ボタン」や「入力エリア」といった要素をオブジェクト(操作対象)として判断し、「シナリオ」として登録できる「オブジェクト認識型」を採用している。これにより、Microsoft OfficeなどのWindowsアプリケーションや、Webアプリケーション上の情報などをオブジェクトとして認識し、記録して再現できるようになっている。

また、2018年4月27日にリリースされたMinoRoboのVer.1.1.1.0では、Webアプリケーションの対応力を強化。世界で最もシェアが高いWebブラウザー、Google Chromeの制御にも対応している。これは、オブジェクト認識型を取り入れたデスクトップ型RPAとしては、国内初となっている。

xoBotとの提携によりExcel業務をシームレスに自動化

MinoRoboは、2018年6月20日からデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)が提供している業務自動化プラットフォーム「xoBot(ゾボット)」とサービス連携を行っている。

xoBotは、RPAで行う定型業務の自動化のうち、おもにデータの活用業務、特にExcelを用いた業務の改善や自動化を得意とするRPA連携ツールである。定型業務の自動化をMinoRoboで行いつつ、その定型業務内でExcelを扱う業務についてはxoBotを活用できるようになる。具体的には、業務システムへのログインやデータのダウンロード、メール送付などの自動化はMinoRoboが行い、Excel関連の処理ではxoBotを自動で起動させて利用できる。

汎用的に使えるMinoRoboと、Excel業務に強いxoBotをシームレスに連携させることで、複雑なExcel作業を含む定型業務の自動化を、スムーズに短い処理時間で実現できるようになるのだ。

MinoRoboと他のRPAツールとの違い

MinoRoboは、他のRPAツールとは異なる、以下のような特徴を持っている。

高い再現性を実現するオブジェクト認識型を採用

MinoRoboが、オブジェクト認識型のRPAであることはすでに述べた。このオブジェクト認識型RPAの特徴として、オブジェクト(操作対象)を認識し記録していくため、データの取得元の画面レイアウトが変更された場合にも、柔軟に対応できるという利点がある。

つまり、作成したロボットのシナリオが、取得元のちょっとした変更で使えなくなるという事態を避けることができ、動作の再現性が高いのだ。

デスクトップ型のため安価でスピーディーな導入展開が可能

MinoRoboは、サーバー管理型ではなくデスクトップ型を採用しているため、高価で時間のかかるサーバー構築は不要だ。

MinoRoboをPC端末にインストールしたら、すぐに利用できる。また、既存の自動化シナリオを遠方拠点で展開する場合でも、MinoRoboがインストールされている端末であれば、シナリオファイルをコピーするだけですばやく対応可能だ。

MinoRoboの導入時に気を付けること

MinoRoboは、Microsoft OfficeなどWindowsアプリケーションやWebアプリケーションなどに対応しているが、すべてのPC動作に対応しているわけではない。アプリケーションによって、操作は可能だが、オブジェクト識別ができないものもあるので、まずは体験版で確認するといいだろう。

以下の機能対応状況や動作環境などを確認して、自社の業務に導入できそうかどうかをチェックしておきたい。

■機能対応状況

機能 対応状況
Windowsアプリケーション
Webアプリケーション
Microsoft Excel
Microsoft Access
Microsoft Outlook
Microsoft PowerPoint
Microsoft Word
メール通知
ファイル監視
ファイル/フォルダー操作
RDB(SQLServerなど) ×
テキストファイル
PDFファイル ×
画像/OCR ×
リモートデスクトップ ×
ホストエミュレーター ×

△=Windowsアプリケーションとしての操作は可能
※=対応予定

MinoRoboの使い方・マニュアル

MinoRoboは、現在市場に出回るどのRPAツールよりも、シンプルでわかりやすいことを目指して開発されている。そのため、ロボットの作成も操作方法も、シンプルで簡単であるという特徴がある。

そこで、MinoRoboの具体的な使い方について紹介しよう。

MinoRoboは、定型業務の担当者がPCを操作して、自動化したい作業のシナリオを設定するだけで利用できる。それまで時間のかかっていた膨大な入力作業などが、自動処理によって短時間で行えるようになり、作業効率を大幅に改善できる。シナリオはプログラミングの知識がなくても簡単に作成できるため、定型業務の作業内容ごとに自由に設定していくことが可能だ。

MinoRoboの導入事例・実績

さまざまな業界・業種で導入されているMinoRobo。その中でも、特に代表的な導入事例を紹介する。

株式会社七十七銀行の導入事例

東北地方で最大級の地銀と名高い株式会社七十七(しちじゅうしち)銀行。創業140周年を迎えた2018年、新たに策定された中期経営計画では、目指すべき銀行像として「お客様のニーズに最適なソリューションでお応えする『ベスト・コンサルティングバンク』」を表明。そのコンサルティング業務に注力していくため、人員・時間の確保に向けたIT化・ペーパーレス化を促進している。

そうした中で、新規の口座開設ではタブレット端末を使った電子帳票の手書き入力システムを開発していた。入力されたデータはクラウドで管理されるが、そこから各営業店の端末にも入力を行う必要があった。それを自動で行うRPAツールとして採用されたのがMinoRoboである。

自動入力のために作成されたロボットは、起動するとあらかじめ準備したシナリオに沿って帳票入力データをクラウドから取得。取得されたデータは、ASCIIコードと特殊キーのデータに変換され、営業店の端末機にUSB接続されているキーボードエミュレーターへと送信される。このデータは文字コードで送信されるため、辞書変換が不要な上、キーボードからの入力データとして処理されて、自動入力されるしくみとなっている。

営業店の端末機に入力を行うロボットを作成した担当者は、「業務シナリオをブラウザー上で簡単に編集でき、入力作業を忠実に再現しやすく、分岐なども反映できること」からMinoRoboの採用を決めたという。

そのほかの導入事例・実績

このほかにも、MinoRoboの採用によって定型業務を自動化し、効率化を実現した事例がある。

・チェック作業と金額差異データのリスト化を自動化
社員から提出された経費請求書の金額が妥当かどうか、経理担当者がWebサイトで検索し、目視でチェックしていたA社。MinoRoboを導入することで、チェック作業と金額差異データのリスト化を自動化できるようになった。それにより、当該の工数を約75%削減することができ、作業の精度を向上させることにも成功した。

・営業報告書の日次作成を自動化
B社では、Web画面インターフェイスを使用して、基幹システムより前日データを取得。そのほかに、複数の営業情報をまとめたExcelのデータを合わせて、表・グラフ化した営業報告書を日次で作成していた。これらの作業を、MinoRoboを導入することで、自動化に成功。工数を約60%削減することに成功した。

・人事異動に伴う社内システム情報の変更を自動化
C社では、人事異動に伴い、複数の社内システムの情報の追加・変更を、手作業で実施していた。MinoRoboを導入することで、一部の変更作業を自動化。これにより、当該の工数の約30%を削減することに成功した。また、4月・10月は、特に大量異動で負荷が高くなっていたため、さらに削減効果があった。

関連記事
RPAの適用業務とおもな導入事例

MinoRoboの導入対象

MinoRoboを導入したい対象業務には以下のようなものがあるが、一般的にRPAを導入したい業務と大きな違いはない。

・同様の作業を繰り返す業務
・作業時間数が多い業務
・作業時間が就業時間外にならざるをえない業務
・作業時間が限定的で他の作業を中断して行う業務
・作業者が自動化を要望する業務

また、RPAのロボットは、基幹システムのデータ入出力の効率化に威力を発揮する。具体的には、以下の4部門・13業務がおもなRPA導入対象として適しているだろう。MinoRoboも、このような業務に導入することができる。

<経理部門>
・売掛・入金業務
・買掛・支払業務
・交通費の確認・精算業務
・資産の管理業務

<人事・総務部門>
・過重労働の管理業務
・人事考課の業務
・経営者に向けた月次報告書を作成する業務

<購買・倉庫部門>
・メールでの発注業務
・Web EDIでの出荷業務
※Web EDIとは、受発注取引を電子的に行うEDI(Electronic Data Interchange)をインターネットで行う手法のこと。

<営業・販売部門>
・販売状況の調査業務
・定期販売する商品の見積もりを作成する業務
・メールによる受注業務
・Web EDIによる受注業務

MinoRoboの価格・ライセンス

MinoRoboには有料版のほか、1ヵ月お試し版も用意されている。違いは利用期間だけで、1ヵ月お試し版では「MinoRoboフル機能版」と同等の機能を試すことが可能だ。

本番導入する前に、MinoRoboが自社の業務に適しているかどうか試すにはちょうど良いだろう。

プラン名 1ヵ月お試し版 MinoRobo実行版 MinoRoboフル機能版
導入内容 MinoRobo Worker(実行版)
MinoRobo Maker(シナリオ作成版)
MinoRobo Worker(実行版) MinoRobo Worker(実行版)
MinoRobo Maker(シナリオ作成版)
料金 無料(1ヵ月) 要問い合わせ 要問い合わせ

MinoRoboの動作環境

MinoRoboでは、以下のスペックを持つPCでの使用を推奨している。

・CPU:1.5Ghz以上
・メモリー:2GB以上
・ハードディスク:1GB以上の空き容量

MinoRoboは気軽に安心して使えるRPAツール

MinoRoboは国産RPAツールのため、安心の日本語インターフェイスを持っている。ブロックを組み立てるような気軽さでロボット作成ができるため、現場の担当者も楽しみながらRPAを利用できるだろう。

さらにMinoriソリューションズでは、MinoRoboに親しめるセミナーなどのサービスも展開している。

セミナー

Minoriソリューションズでは、「RPA『MinoRobo』 ハンズオンセミナー」と題したセミナーを定期的に開催している。このセミナーでは、普段使いのRPAをコンセプトにしているMinoRoboを用いた定型業務の自動化を例に、RPAについての理解を深めることができる。

実際にRPAを操作しながら、その使い勝手の良さを体験することができるだろう。

ダウンロード資料(PowerPoint/PDF)

MinoRoboの資料については、「資料ダウンロード」ページから会員登録などの必要情報を入力して、ダウンロードすることができる。

会社概要

会社名:株式会社Minoriソリューションズ
資本金:7億5,000万円
設立年月:1980年6月
代表者氏名:代表取締役社長 森下祐治
事業内容:システムインテグレーション、ITインフラ構築、CAEコンサルティング、総合人材サービス
本社所在地:〒163-0817 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル17F

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