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日本語対応で圧倒的なシェアを誇る純国産RPAツール「WinActor」とは

日本語対応で圧倒的なシェアを誇る純国産RPAツール「WinActor」とは

RPAは海外のツールが多く、日本語語対応していないので使いにくい」「高度なIT知識を持たない一般事務職でも使いやすいRPAはないのか?」というような悩みや課題を抱えてはいないだろうか。こうした悩みや課題を解決してくれるのが「WinActor(ウィンアクター)」だ。

WinActorは、NTTグループの培った技術を基にした純国産のRPAツールだ。マニュアルやサポート体制などが完全日本語対応しているだけでなく、自動化できる定型業務も、営業、販売、財務、経理、人事、顧客サポートなど、一般事務の多岐にわたる業務で、多くの企業に導入され、圧倒的な人気を誇っている。

そこで、WinActorの特徴はもとより、圧倒的に支持されている理由、動作環境、導入事例、そしてサポート体制などを徹底解説する。

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WinActorとは

WinActorは、2010年にNTTの研究所が開発した純国産のRPAツールである。現在WinActorは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、NTTデータ)とエヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社(以下、NTTアドバンステクノロジ)から提供されている。

NTTグループが培った技術を基にした純国産RPAであることから、WinActorは完全日本語化されている。日本語でのサポート体制やマニュアルが充実しているなどから、圧倒的な人気を誇っている。

金融業や物流・小売業など幅広い分野の2,700社(2019年1月時点)を超える企業に導入されており、国内企業に導入されるRPAツールではシェアNo.1を誇っている。(2018年4月25日、NTTアドバンステクノロジ調べ)

WinActorの機能と特徴

WinActorの最大の特徴は、Windows PC上で動作するソフトウェアの操作手順をシナリオとして学習し、PCを自動操作できる機能を持つことだ。

そのカバー範囲は、Microsoft Office製品(Word、Excel、Access、Outlookなど)やブラウザ(Google Chrome、Internet Explorer、Microsoft Edgeなど)はもちろん、ERP(統合基幹業務システム)やOCR(光学的文字認識)、個別の作り込みシステム、共同利用型システムなど、あらゆるソフトウェアが対象となっている。

これらのソフトウェアを使ったルーティンワーク(定型業務)を自動化することにより、作業に必要な時間やコストを大幅に削減できる。

専門知識がなくてもOK

WinActorでは、ロボットが業務を自動化するためにシナリオを作成するにも、プログラミングのような専門知識は不要だ。そのため、ITリテラシーの高い従業員でなくとも、簡単に自動化の設定ができる。

また、WinActorを導入するにあたって特別な環境構築は不要となっており、PCへのインストールのみで使い始めることができる。PC1台から動作でき、比較的安価にスタートできることも特徴といえる。

そのほか、やはり海外製のRPAツールが多い中で純国産であることは、WinActorの大きな特徴といえるだろう。純国産であるため、初期設定からすべてのメニューが日本語で表示され、日本語によるマニュアルやサポート体制も充実しているのも魅力だ。

WinActorの4つのインターフェイス

WinActorでは、以下に記載している4つの自動操作インターフェイスを用いて、さまざまなソフトウェアを操作でき、業務の自動化を実現できるようになる。

・UI識別型インターフェイス
Windows上で動くアプリケーションの操作手順をシナリオ化することで、以降は業務を自動で実行できるようになる。

・画像識別型インターフェイス(画像マッチング)
アイコンや入力欄の画像を覚えて、記録したアイコン・画像と同じ形状のものをクリックしたり、同じ入力欄にカーソルを移動させたりできる。

・座標指定型インターフェイス(エミュレーションモード)
マウスの動きやキーボード入力、クリック操作のタイミングを座標で記録し、以後は自動で操作ができるようになる。

・ファイル向けインターフェイス
Excel形式やCSV形式のデータファイルを対象に、ファイル名、シート名、セルの位置を指定して、データの読み取りや書き込みを自動で処理できる。

WinActorの導入効果・メリット

WinActorを導入して業務を自動化することに、どのようなメリットがあるだろうか。具体的には以下のように大きく分けることができる。

・ルーティンワークにかかる労働時間やコストを削減
ルーティンワークにかける労働時間を削減でき、同時に人件費もカットできる。また、そのルーティンワークに割いていた人的リソースを、より知的な業務へとシフトできるようになる。

・単純ミスの防止
誤入力やチェック漏れといった事務作業に起こりがちなケアレスミスをなくすことができる。その結果、従業員がチェックするポイントをしぼることができ、よりクオリティの高い仕事ができるようになり、労働時間も削減できる。

・短期間かつ低コストで業務を自動化
WinActorを導入することにより、新たにシステム開発するよりも短期間かつ低コストで業務の自動化できる。これによって、特に期間が限定されていたり、大量処理が必要だったりする業務に対しても、柔軟に対応できるようになる。

WinActorは他のRPAツールとココが違う

RPAツールは、サーバーにインストールして全社的に実行する「サーバー型」と、PCにインストールしてデスクトップで実行する「デスクトップ型」の2つに大きく分けられる。

WinActorは、当初はクライアント型のRPAであったが、管理ロボWinDirectorをインストールすることで、サーバー型RPAにも変えることが可能な「ハイブリッド型」となっている。

また、RPAツールは、業務自動化のシナリオを作成する際に、開発やプログラミングの経験が必要となる専門的なタイプと、開発やプログラミング経験が不要な簡易タイプに分けられるが、WinActorは簡易タイプとなっている。

他のRPAツールと比較してみても、WinActorはスモールスタートできるだけでなく、将来的には大規模な展開も可能となるため、ほかのRPAツールと比較してもバランスの良い製品だといえるだろう。

ロボットを一元的に管理・統制できるWinDirectorも用意

WinActorを全社的に、あるいはバックグラウンド(表示されていないウィンドウでの情報処理)として導入したい場合には、ロボットを監督・指揮する管理運用ツールとして「WinDirector」が用意されている。

NTTデータが開発したWinDirectorにより、サーバー上にある多数の業務シナリオを実行するロボットを一元的に管理・統制し、各種業務を自動化して効率的に実行できるようになる(ただし、複数の業務シナリオを、同一端末内で実行することはできない)。

さらに、業務シナリオの実行に特化した「WinActor実行版」のライセンスを追加することもできる。これによって、WinActorが入っていない端末にインストールすることで、複数の端末に業務シナリオを配布し、実行に当たらせることができるようになる。

WinActor導入の注意点(動作環境・サーバー版等)

WinActorは、Windowsの動作環境のみに対応しており、LinuxやMac OSなどでは動作しない。また、多数のロボットをサーバー上で一元管理・統制できる管理ロボWinDirectorを導入する場合には、サーバーOSであるWindows Server2012かWindows Server 2016が必要となる。

■WinActorのおもな仕様・動作環境

対応OS Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10/ Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016
対応ソフトウェア Microsoft Office 2010/2013/2016 ※Office連携時
※ただし、Windows端末から操作可能であれば、ERPやOCR、ワークフロー/電子決済、個別の作り込みシステム、共同利用システムまで、あらゆるソフトウェアに対応可能
対応ブラウザ Internet Explorer 11 ※「雛形作成機能」使用時
推奨CPU 2.5GHz以上のx86またはx64プロセッサー
ハードディスク 空き容量3GB以上
メモリ 2GB以上
ディスプレイ 1024×768以上が表示可能なもの

WinActorの使い方

プログラミングや開発の知識がなくても、簡単に自動化シナリオを作成できるのがWinActorの特徴だが、その手順はとても簡単だ。

まずは、通常どおり業務操作を行う。その操作をWinActorが学習し、シナリオの雛形を作成してくれる(雛形作成機能)。WinActorが持つ録画機能を活用して、オペレーターのPC操作を解析。操作シナリオを自動作成できる。

■録画機能により動作シナリオ(アルゴリズム・ルール)を自動作成

録画機能で作成された自動化シナリオは、WinActor上のGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)操作によって簡単に編集することが可能だ。シナリオの動作条件を編集することで、以降は記録された業務操作をWinActorが自動で正確に再現してくれるようになる。

■自動化シナリオはGUI上で編集可能

以下に、WinActorの使い方のサンプル動画やデモ動画を紹介する。動画を見ることで、その操作がいかに簡単か、より理解できるだろう。

指示書作成の自動化

これまで指示書の作成などは、基本的に人が行うのが常識だった。しかし、WinActorではそれを自動化することも可能だ。

以下の動画では、コールセンターに届いたデータからWinActorが工事希望日を読み込むと同時に、顧客管理システムのデータベースから検索した住所や電話番号などを自動転記する様子を紹介している。それ以外にも、地図ソフトを起動し、目的とするエリア周辺の地図画像をコピーし、書類へ貼り付けるといった作業も自動化が可能だ。

■指示書作成業務の代行・自動化

DM送信業務の自動化

これまでは、ほとんど手作業だった顧客へのDM(ダイレクトメール)作成・送信の業務も自動化できる。NTTデータの帳票OCRソフトウェア「Prexifort-OCR」の画像認識技術を使えば、顧客からの返信はがきから情報を抽出できる。それを基にキャンペーンやセールなどの情報を顧客に知らせるDMを作成し、送信する作業が自動化できる。

また、過去の購入履歴から顧客の絞り込みもできるため、膨大な顧客数を持つ事業でも、迅速かつきめ細かい顧客対応を行うことができる。

■OCRを駆使して顧客にDM送信する業務の代行・自動化

 

WinActorの導入事例と実績

事例1:作業時間や作業人数の約75%を削減

クライアント:楽天カード株式会社
課題:手作業によるオペレーション業務の削減

楽天グループの一員である楽天カードでは、手作業によるPC操作が増えていたが、直接顧客データなどの更新を行わない作業12種類を抽出し、WinActorを利用して自動化を行った。

<具体的な課題>
・膨大なデータ処理はシステム化される一方、手作業によるPC作業が増えている。
・手作業のオペレーションによるイレギュラーな作業は約200種類にも上った。
・人手不足の中で「働き方改革」を推進していくために、業務自動化は必須の取組みとなっている。

<RPAによるソリューション>

簡単にクライアントPCでスタートでき、サーバー構築の必要がなかったことから、RPAツールとしてWinActorを選択。約200種類の手作業でのオペレーションのうち、PC操作が中心で直接、顧客データなどの更新を行わない12種類の作業を抽出して、WinActorによる自動化を行った。

<RPA導入後の成果>
・作業時間や作業人数の約75%削減を実現した。
・WinActorのシナリオ作成を通して、今まで行ってきた業務の見直しができた。

事例2:バックオフィス業務を年間約270時間削減

クライアント:東京ガス株式会社
課題:業務自動化

東京ガスは、「エネルギーの自由化」で発生した企業間競争に勝ち残るためにRPAツールを導入し、業務の効率化を図った。

<具体的な課題>
・「エネルギーの自由化」により、既存・新規参入の企業間における競争が激しさを増した。
・ITを活用した業務効率の向上が急務だった。

<RPAによるソリューション>

高圧電力の新規申込の契約内容を社内システムへ登録する業務は、申込書が紙であったため、すべてをWinActorで自動化せず、人とロボットが行う作業の役割を明確に定義し、作業を分担することにした。

また、明細報告書を作成する業務は、まずは明細報告書の作成に必要な情報項目を定義し、定義した情報をWinActorが社内システムから取得。その情報を明細報告書の様式へ転記するシナリオを作成した。

<RPA導入後の成果>
・すべての業務を自動化するのではなく、人とロボットが行う作業の役割を明確にし、作業分担を実施できた。
・ロボットによる自動化の対象とした業務全体の約70%を自動化することに成功した。
・バックオフィス業務を年間約270時間削減できた。

事例3:受注処理業務だけで年間90万円のコスト削減

クライアント:株式会社エクシオテック(旧・池野通建株式会社)
課題:ペーパーレス化による生産性の向上

ICTエンジニアリング企業の株式会社エクシオテックは、業務で複数のアプリケーションを使用していたため、PC操作が煩雑となっていた。そのため、WinActorを導入して自動化を図った。

<具体的な課題>
・複数のアプリケーションを扱い、多数のコピー&ペーストがあるため、PC操作が煩雑となっていた。
・煩雑なPC操作により、単純な入力ミスを引き起こす可能性が高くなっていた。

<RPAによるソリューション>
WinActorによって、受注処理の業務を自動化。その後のオペレーターの作業はPC画面上でシナリオを選択するだけとなり、移り変わる画面を見守っているだけで作業がすぐに終了するようになった。

<RPA導入後の成果>
・平均的な1日20件のオーダーがある作業を、半分以下の作業時間に短縮できた。
・受注処理業務の1工程への適用だけで、年間90万円の経費削減を実現した。

WinActorの価格・ライセンス

WinActorの導入を検討する場合、NTTアドバンステクノロジの販売代理店、あるいはNTTデータの販売特約店に、WinActorの見積もり依頼や、トライアル・体験版(評価版)などの申込みを行う必要がある。

価格(年間ライセンス料)についても販売代理店・販売特約店への問い合わせとなるが、NTTアドバンステクノロジでは、WinActor(version 5)のフル機能版(シナリオ作成、実行の両方の機能を利用可)が90万8,000円、実行版(シナリオ実行機能のみ利用可)が24万8,000円(付随サービスは含まず)という参考価格を表示している(2019年2月現在)。

なお、WinActorは、インストールする端末ごとに料金が発生する年額ライセンス制になっている。費用については、同一のユーザー(もしくは同一グループ企業)でのWinActorライセンス契約が一定数以上になるとボリューム割引を提供しているところもあるため、販売代理店・販売特約店で確認していただきたい。

体験・入門セミナーへの参加

WinActorは、PC1台にインストールする小規模なスタートからでも導入可能なだけではなく、管理ロボWinDirectorを導入して大規模な展開もできるなど、柔軟に運用できることが魅力だ。

導入時のマニュアルから運用、さらにサポートまで、完全に日本語で提供されており、入門編として最適なRPAツールだといえる。なお、WinActorのことをもっと知りたければ、無償の体験・入門セミナーが開催されているので、参加してみるのもいいだろう。

WinActorラーニング

以下のリンクより、WinAcrotに関するオンライントレーニングを受講することができます。

資料ダウンロード

会社概要

会社名:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(略称:NTTデータ)
資本金:1,425億2,000万円
設立年月:1988年5月
代表者氏名:代表取締役社長 本間洋
事業内容:
・システムインテグレーション事業
・ネットワークシステムサービス事業
・その他これらに関する一切の事業
本社所在地:
〒135-6033 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
〒135-8671 東京都江東区豊洲3-3-9 豊洲センタービルアネックス

会社名:エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社(略称:NTTアドバンステクノロジ)
資本金:50億円
設立年月:1976年12月
代表者氏名:代代表取締役社長 木村丈治
事業内容:
・トータルソリューション事業
・セキュリティ事業
・クラウド・IoT事業
・AI×ロボティクス事業
・グローバル事業
・知的財産事業
本社所在地:〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー

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