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オリックス、RPAで処理件数8倍、処理単価6分の1、動き出すグループ展開(後編)

前編に続き、全社的なRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)活用の態勢をこのほど整えたオリックス株式会社の取り組みを紹介する。オリックスグループでロボットの導入と運用にいち早く取り組んだのは、バックオフィス部門を担うオリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社(OBCO)。短期間のうちにデジタルレイバーを仲間にできた同社には、地道な「働き方改革」の蓄積があったという。

オリックス、RPAで処理件数8倍、処理単価6分の1、動き出すグループ展開(後編)

業務改革の第一歩は、生産性管理「ECOまるマネジメント」から

強みである柔軟な事業展開をグローバルに拡大するため、オリックスグループは国籍や年齢、性別、雇用形態などを問わず、あらゆる社員にとって働きがい・生きがいある職場を目指した「価値ある職場づくり」というコンセプトを掲げている。定型業務にいち早くRPAを採用し、ヒューマンエラー発生の不安感から解放する方向へ舵を切ったOBCOの取り組みも、こうした方向性と軌を一にしたものといえる。

もともとOBCOは1999年の設立以来、オリックスグループ内の業務改善において先導的な役割を担ってきた。これは、バックオフィス業務を沖縄に集約することで各事業部門がフロント業務に集中しやすい環境をつくるというOBCOの設立目的とも関係するが、加えて「各社から業務を受託する性質上、移管による効率化のメリットを明確に説明できるよう業務の可視化・定量化を進めてきた」(オリックス業務改革室業務改革第三チーム主任・鈴切俊毅氏)という事情も大きい。

「ゆいまーる」と呼ばれる助け合いの精神が根付く沖縄。OBCOのスタッフは9割が女性で、子どもの急な発熱といった家庭の事情に対応できるフレキシブルな働き方へのニーズも高い。そうした事情の中、ロボットが職場へスムーズに溶け込み「すでに1人の働き手として認められている」(鈴切氏)背後には、OBCOが築いてきた独自の仕組み「ECOまるマネジメント」が存在する。

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