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DeNAのRPA活用—運用は100%社内リソース

驚異の逆転劇で今シーズン日本シリーズ進出を果たしたプロ野球「横浜DeNAベイスターズ」を擁し、ゲームなど数多くの事業を展開している株式会社ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区、以下DeNA)。1999年に創業、事業と社内業務の双方でIT活用の最先端を走り続ける同社は今年6月、ソフトウェアでPC上の定型業務を省力化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のツール「Blue Prism」を導入。DeNAではロボットによる業務改革を本格化させている。新たなツールの活用をスピード感をもって進める同社の取り組みと、その狙いを取材した。

経営企画本部 企画統括部 IT戦略部 業務改革推進グループ グループマネージャー 大脇 智洋氏経営企画本部 企画統括部 IT戦略部 業務改革推進グループ グループマネージャー 大脇 智洋氏

RPAツールに「Blue Prism」を導入、運用は100%社内リソース

DeNAグループの社内システムを統括する「IT戦略部」は、経理や経営管理、法務、IRなどの主要なユーザ部門と同じ本社の「経営企画本部」内に置かれている。RPAの導入・運用に関しても、統括するのは経営企画本部の「IT戦略部」。事務作業の多い経営企画本部のユーザ部門と緊密に連携できる体制で、ロボットを活用した業務改革を推進している。

RPAの導入開始から半年経った現在、同社ではすでに社内システムのアカウント管理業務などで6台のロボットが稼働中。さらに3台が実稼働に向けたテストを行っている。個々の導入プロジェクトの立案、ならびに対象業務の分析は、IT戦略部内に11月から設けた新部署「業務改革推進グループ」が担当。実装を行う同部の「システム開発グループ」に所属するエンジニアと合わせて総勢5人ほどのチームがロボット導入・運用の中心メンバーになっている。

今回採用されたBlue Prismは英国企業の製品で、ログの管理機能やセキュリティに優位性を持つ。大量のトランザクションを抱えるグローバル企業でも豊富な活用例があるが、国内では外部のITコンサルから支援を受けながら導入するケースが一般的。ほぼ自社単独で導入と運用を実現しているDeNAは異色の存在といえる。

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