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RPAを活用した業務プロセス大革新~実践編

今回のお題目は、「RPAによるイノベーション」と「BPOによるイノベーションのために必要なこと」の2>点!

前回の記事にて、「ビッグデータと、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)に台頭によって、アウトソーシングによるイノベーションの推進が可能になった」と、紹介致しました。

今回の記事では、特にRPAがイノベーションにどのように貢献するか、また、BPOによるイノベーションのためには如何なる要素や準備が必要となるか、これらの2点を紹介したいと思います。

RPAの貢献!BPOが一層イノベーティブになれたわけ

Robo girls with outstretched hand

繰り返しになりますが、BPOによるイノベーションを可能にした革命児の片割れが、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)です。

RPAは基本的に、高性能ソフトウェアを利用して、労働者が実際に行うオペレーション業務を反復します。

RPAはシステム展開の上でのスピードやフレキシビリティという点において従来のそれとは異なります。

RPAは再プログラミングなど抜きに、人によるデータ入力、レポートチェック、書式処理等の面倒な手作業すら迅速に真似て再現します。

欧州の有力なコンサルティング企業であるAecus社の調査によると、欧州では企業のおよそ3分の1(32%)が過去に何らかの形でRPAを試したことがあり、またほとんど半数の企業(44%)が今後3年の間にRPAの導入を計画しているようです。

また同調査によると、RPAを実践した企業はコスト削減以外の様々な恩恵を得ていることも明らかになりました。

調査対象者の実に54%がアウトソーシングによる顧客満足度の向上を、48%が売り上げの向上を、そして45%がコンプライアンスやヒューマンエラーのリスクの削減を実感しました。

Aecus社のCEOであるPaul Morrison氏曰く、

「アウトソーシングはイノベーションの原動力となり得ます。BPO業者およびそのクライアントは、最新技術と技法に積極的に取り組むことでイノベーションが可能となります。この革新的な新時代の中、特にエアバス社、BT社、GSK社などはアウトソーシングを見事な改革へと繋げました。」とのことです。

 

BPOによるイノベーションを実現したい?そのための3つの最低条件がここに!

Couple with an accountant

では次に、RPAなどのBPOによってイノベーションを後押しする上で、必要な手順や条件などを紹介したいと思います。

また、これから紹介致しますのは、基本的にAecus社のインタビューに基づいたものです。

1.イノベーションの定義

イノベーションを起こしたいのであれば、まず「自分達が目指すイノベーションの定義」をしっかり固めることが重要です。

BPOによるイノベーションは、大別すると4つに分別できると言われています。

それは継続的革新、プロジェクトレベルの革新、急進的な革新、ビジネスモデル自体の革新の4つです。

もちろん、イノベーションのタイプによって、独自の適正目標や必須条件は異なります。

また複数のイノベーションを狙うにせよ、きっちりと分類して段階的な目標と計画を立てることで成功のチャンスは著しく増します。

2.イノベーションの資金調達

目指すイノベーションの定義づけと選択が完了しましたら、今度はそのために必要なシステムサプライヤの特定や、システム導入のための投資予算額の設定が必要になります。

もちろん、どのイノベーションを目指すか、あるいは相手のサプライヤの料金体系などによって必要な投資額は異なります。

一般的には、固定価格をサプライヤにそのまま支払う方式(通常の取引)か、そのシステム導入による利益の向上額によってサプライヤに支払う金額が変わるゲインシェアリング方式の2つです。

3.実現要素を確保し続ける

イノベーション計画の成功のためには複数の要素があります。そしてAecus社の定義では、それらは3つに分類できるそうです。ですので、これらの要素を、確保し続けられるように管理することが大切です。

1つ目は、理想のサプライヤを見つけ、最適な管理体制と構想を共に練ることです。

2つ目は、調査や顧客のインタビュー等を通して良いアイデアを生み出すこと。

3つ目は、より弱小なプロジェクトをためらわずにフィルターにかけて取り除き、変化に必要な専門的スキルをあらゆる手段で取り入れ、そしてそのアイデアを実行にうつすことです。

時代とテクノロジーは急速に変わっていきます。前回の記事でも触れましたが、その変化に自社のみで立ち向かう必要はありません。その変化に適応する上で、最適なパートナーやサプライヤは必ずいます。

まずはそうした存在をいち早く見つけ、十分なコミュニケーションを取ることが不可欠だと言えるでしょう。

出典;http://raconteur.net/business/outsourcing-driving-innovation

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