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23万人、倍率60倍の応募者を捌き切れ!RPAの自動分析機能の功績!

「データ分析」はRPAの大得意分野の一角!

business man typing on laptop computer with technology layer effect

突然ですが、RPAの長所はご存知ですか?ルーティンワークの代行による人件費削減、社内システム全体の連携の強化等々あります。

またその一つに、「データ分析力の自動化と向上」という大きな魅力があります。これは素晴らしい機能であり、このRPAによるデータ分析力の向上は、労力とコストの節約だけでなく、ビジネスの効率性も向上させます。

といっても、実例を知らなければイマイチ納得できないかと思われます。ですので今回は、そんなRPAによるデータ分析力を導入し成功させた実例を紹介致します。

あまりにも多すぎる面接希望者!選考効率化のために超人気企業が取った手段はRPA!

Worried businessman

ところでマークス・アンド・スペンサーという企業をご存知でしょうか。これはイギリスが誇る一大ブランドであり、日本を含めた世界30ヵ国に手広く家庭用雑貨や衣料品を販売しております。

その規模と成功に伴い、勤め先としても絶大な人気を誇ります。事実、毎年グループ全体で行われる約35,00人の新規雇用の募集に対して、平均225,000人もの応募があります。定員の60倍以上の数です。

では、この膨大な応募者一人一人を、マンパワーで厳選出来るのでしょうか。言うまでもなく、時間的制約を考えれば不可能です。とはいえ、このマークアンドスペンサーの人事部は選考に「運」の要素を絡めたくありませんでした。優秀な人員を一人足りとも見逃さないためにも全員を公平に審査したいと願っていました。

しかしどう考えても時間と人手が足りない。この葛藤を解消するために彼らが導き出した答えがRPAによるデータ分析のオートメーション化でした。

マシンによる自動採点!23万人を高速で捌き切った脅威のポテンシャル!

Questionnaire

このRPAの分析プログラムは、志願者が応募時にオンラインフォームに記入した、所有資格や各質問事項への回答を一定のルールに基づいてオートで分析し「採点」を行います。

その後は各自の「採点結果」に基づき応募者を格付けします。「見込みなし」や「非常に有望」といったように、ですね。

後は簡単です。一定以上に得点者に対して、点数の高い順に面接を行うのみです。

この採点プロセスは何といっても早いのが魅力です。RPAによる選別を通過した応募者は、平均でなんと応募完了の35分後には面接の予約を完了させられる程です。また採用側としても、採用までに各人に行う面接を全2回にまで減らすことが出来ました。

これだけ聞くとピンと来ないかもしれませんが、23万人の応募者全てを厳選した上での採用を、わずか平均2回の面接で絞り込めるようになったのです。

23万人ほぼ全てを厳選。このRPAの成功とメリットまとめ!

Lab technician working on a computer and writing experimental data in a notepad

ちなみに、このケースでM&S(マークス・アンド・スペンサー)が使用したのは、WCNグローバルセールスという企業のサービスであり、オンラインでの求人処理用のソフトウェアです。

言うまでもなく、M&Sでの導入事例は大成功だったと判断できるでしょう。このケースでもたらさた利益はコスト削減だけではありません。採用という活動の精度そのものを上げられたのです。

マンパワーではどう頑張っても、応募者全体の半分も厳選出来なかったでしょう。しかし、このWCNのソフトの導入後、全応募者の98%を十分に審査し評価できたと言います。また、残りの2%には途中で辞退したものや応募が不完全だったものを含んでいます。

もちろん、今回はたまたま取り上げた事例が採用プロセスに関するものだったというだけであり、RPAの自動分析はあらゆるテーマに対して有効なものです。そういった他の事例は、今後の記事で紹介させて頂きたいと思います。

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