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Power Automate Desktop 最新情報&実演デモ!RPALT!

今回は、RPACommunityで開催した Power Automate Talk vol.9 のレポートをお届けします。

はじめに

Power Automate Talk vol.9 概要

Power Automate Talk vol.9 は、2021年3月30日(火)にオンラインで開催。
今回は「Power Automate Desktopの最新情報」と「Power AutomateとPower Automate Desktopの連携方法」を紹介しました。

Power Automate Desktop最新情報まとめ

最近、SNSでも話題になっているPower Automate Desktopの有償/無償の範囲について、また最新のアップデート情報を、Microsoft Technical Specialistの川端さんにお話いただきました。

日本マイクロソフト-川端さん_Power-Automate-Talk-vol.9日本マイクロソフト 川端 祐人さん

Power Automate Desktop 有償/無償情報

『Windows10 環境であればPower Automate Desktopが個人で追加費用なくご利用いただけます』

Power Aotomate Desktop(以下、PAD)が無償で使えると言われていますが、厳密にはWindowsのHome、Pro、Enterprise、またWindows Serverで動作します。

個人の範囲とは、個人のMicrosoftアカウント、組織、学校のアカウントで利用する人の端末の中で何かを自動化する基本的な操作をRPAでする、PADを使うといったケースになります。この環境であれば、PADが個人範囲で追加費用なくご利用いただけます。

Power Platform全体として目指すところは『RPAの民主化』これは、あらゆるシナリオやユースケースでの自動化をいろんな人が享受できる状態です。その一つのアプローチとして「Windows10」に付帯して追加費用なく自由にお使いいただくことを3月に発表させていただきました。RPA民主化_Power-Automate-Talk-vol.9_790

ここからは、無償/有償でそれぞれできることをご説明します。 RPA in Windowsで、RPAは自動化の1つの構成要素です。これはWindows付帯となり、無償(追加費用なし)でご提供しています。 (*スライドの左側:PAD)
一方で、ライセンス契約が必要な上位機能の『プレミアム機能』は、Power Autoemate(以下、PA)の有償ユーザーライセンスが必要になります。 400種類以上のコネクタを使う、もしくは他の人に共有する。AI Builderと呼ばれるAIの機能を使う、無人型のRPAを構成する、などが有償ライセンスが必要な機能になっています。(*スライドの右側:PA)

3月の1週目にPADがWindows付帯というアナウンスが出てから、さらに、プログラムが更新されており、3月18日にはPADのマイナーバージョンアップがリリースされています。2週間に1回くらいの頻度で実行ファイルが更新されていますので、アップデート情報は、Qiitaでチェックしてください。

Power Automate Desktop 最新情報

まずは嬉しいご報告です。フォレスターレポートでMicrosoftがRPA分野でLeaderに位置づけされました!
このレポートのRPA領域でMicrosoftの名前が出てくるのは初めてなのですが、“Leader”の位置に入ったということになります!フォレスターレポート_Power-Automate-Talk-vol.9

次に、Insider Program*というWindows10のPreviewの機能があるのですが、そこにPADがバンドルされています。こちらはすでに配信されておりますので、今後のWindows Updateの中にPADが入ることになります。
Insider Programの登録方法についてはQiitaに詳しい記事を書いていますのでご覧ください。
▶︎Qiita
Windows Insider Programへの登録からPower Automate Desktopを利用する

*Windows Insider Program は、新着情報を最初に確認ができる、何百万もの大規模なWindowsファンのコミュニティです。Windows-Insider-Program_Power-Automate-Talk-vol.9

最後に、AIの活用の最新動向についてご紹介します。AI Builderは、自然言語処理、画像認識、OCRを内包していて、AzureのコグニティブサービスのエンジンをPower Platformに移植したものです。PAのRPAのライセンスの中にAI Builderを利用できるクレジットが付帯されています。その内容はYouTubeのチャンネルでご紹介しております。またDocument Autmation Bade Kit というドキュメント自動化のソリューションファイルを日本語化したものをGitHubでも紹介しておりますのご活用いただければ幸いです。AI Builder_Power-Automate-Talk-vol.9

Power Automate とPower Automate Desktop の連携ライブデモ

クラウドフローとデスクトップフローをうまく活用しよう!

株式会社ソントレーゾ-中村さん_Power-Automate-Talk-vol.9株式会社ソントレーゾ CTO 中村亮太(りなたむ)さん

PADがかなり注目されていますが、クラウドと連携することが肝となってきますので事例を交えながらご紹介します。 まずは、おさらい。Power Platormは、いろんなサービスと連携することができるプラットフォームです。各種サービス標準コネクタを使うことで、簡単にAPIを使えたり、深い知識がなくてもでも簡単に使えるのが特徴です。

Power-Platform_Power-Automate-Talk-vol.9

PAを起点にDPAとRPAでクラウドとデスクトップを繋げることで、いろんな業務システムやAPI非対応のアプリなどをクラウドと連携させ、より高度なアプリケーションやシステムを作ることができます。最近のテレワーク下において、会社に出社せずに業務システム扱いたいという場合に、RPAを繋がなければいけない、またVDIを使って社内のネットワークに入る必要があるケースも多いと思います。本来は、全てクラウドで完結できるのであれば、家のパソコンであっても業務をシステム扱えるようにするのが正しいのではないでしょうか。

いつまでもPAを橋渡しにしておくわけにはいかないので、徐々に、クラウドにシフトするために、今は場つなぎとしてでもPADで、どんどん利活用していくような型を作り、最終的には、クラウドフローを主体とした社内システムになればいいと思います。橋渡し_Power-Automate-Talk-vol.9

事例紹介

弊社では、Power Platormを使ってオフィスの統合管理システムを作り、来訪者受付で簡単に予約などができるようにしてます。ちなみにこれは顔認証もできます。 鍵の開錠アプリを作ってスマートロックのSESAME(セサミ)と連動させて、コーディングなしで実現しました。鍵の開錠履歴を記録したり、近くにいなくても開錠できるようになりました。Power Platformを使えば、様々なシステムを簡単に皆さんの手で作ることができます。Power-Platform_事例_Power-Automate-Talk-vol.9

〜DEMO〜

見積書作成から印刷までをできるだけ自動化してみたいと思います。

見積から印刷_Power-Automate-Talk-vol.9

見積書作成:
Power Appsで作った見積作成アプリに情報を入れていきます。

管理テーブル
・件名 / 見積もり日付  / 取引先企業  / 納期  / 納品場所(オンラインなど)  / 支払い条件(翌月末払いなど)  / 見積もり期限  /  担当者名  etc… 

細かい品目を入力
・項目 数 / 量  / 単価  / 見積もり管理テーブル(選択)etc…

見積管理テーブル_Power-Automate-Talk-vol.9

印刷(今回は仮想プリンターでPDFを作成)
上記で入力した情報が印刷アプリに入っています。 あとは印刷ボタンを押すとPADが起動します。

PA_印刷_Power-Automate-Talk-vol.9

印刷(PDF作成)が完了しました!
見積書を作っただけで、印刷(PDF)まで自動で作成されます。見積PDF_Power-Automate-Talk-vol.9

では、実際の仕組みを解説します。
見積作成アプリにデータを登録します(Microsoft Dataverseを使っています)。見積印刷アプリはデータを参照してレコードの場所などをPower Automateに渡します。Power AutomateはMicrosoft Dataversのデータも参照します。そこから、一旦Excelに格納(Excelファイルを生成)します。そして、Adobe ToolsでPDFに変換し、それをSharePointに渡し、OneDriveと同期します。
PAD側は、Power Automateからデスクトップフローを実行をするとAcrobat Readerを経由してPDFを出力することになります。
実際のインター出力は人がやっている部分だったので、その辺りを全て自動化にしたということになります。

仕組み_Power-Automate-Talk-vol.9

実際のデスクトップフロー側は、アプリケーションの実行でファイル名を指定して、指定パスのファイルを開くように設定。コマンドライン引数でプリントファイルネームというところにSharePointに格納されているファイルが入っています。作業ホルダーはSharePointの場所を指定しています。あとはアプリケーション実行をすればファイルの印刷ができます。処理_Power-Automate-Talk-vol.9

Power Platform全体を活用することで最大のDXが生まれるといつも言っておりますが、PADはPower Platformの一部でしかありません。Power Apps、Pwoer BI、Power Virtual Agents、を組み合わせることで最適なソリューションを作り出すことができますので、クラウドとデスクトップをうまく活用しましょう!

まとめ

Power BIを使ってアンケート結果発表

本日の参加者にアンケートを実施しました。最近は、Power Automate系のコミュニティでのイベント多くありますが、本日の参加者は、Power AtutomateもPower Atutomate Desktopも触ったことがないという方がほとんどでした。未経験が意外と多いというのは面白い結果。業務で使っている方は264回答中、24名でした。その内訳は、システムエンジニアだけじゃなく、事務職や企画をやっている方も使っているとのことで、とても興味深い結果でした。

最後はオンライン集合写真

集合写真_Power-Automate-Talk-vol.9RPACommunity Power Automate Talk vol.9集合写真

ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

イラレコ

こちらは イラレコ支部 ヤマダマナミさんのイラレコです。

こちらは イラレコ支部 ひぐっちゃんさんのイラレコです。

イラレコ_ひぐっちゃん_Power-Automate-Talk-vol.9_790

イベント当日のツイートまとめトゥギャッター

RPACommunityのYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。QAタイムは文字起こしをして、より見やすい動画となっています。イベント動画は随時アップしていきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。

ライター Julia 編集 Mitz

Julia

 

 

 

 

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