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移り行く時代、増していくCIOの存在感!それは一体なぜ?

CIOと情報の「地位」を押し上げるもの、それはRPA!

「情報」というものは、かつては「いかにしてそれを守るか」ということばかりに焦点が当てられてきました。しかし、時代の流れと共に、かつてはセキュリティによって守られるものでしかなかった「情報」というファクターの位置づけと認識が変わりつつあります。つまり、情報は最早ただの「保護対象」ではなく、「武器」になり得るものとなったのです。そしてそれに伴い情報戦略というものの意味や在り方も急速に変化しつつあります。

この「情報戦略」を取り巻く意識の変化、その後押となった要因の一つはRPAの発達でしょう。つまり、RPAの勃興によって情報戦略の在り方がさらに変わり、企業にとってその重要性が一層増したのです。そしてそれ故にRPA活用することで時代に即した効果的な情報戦略を打てる世界になってきました。今やRPAをうまく活かせるかどうか、そして時代に即した情報戦略を構築できるかどうかは企業の成長を大きく左右するといっても過言ではないでしょう。

情報管理とテクノロジー戦略に関して大きな裁量権を持つ、企業の最高情報責任者(CIO)にとってこれは殊更に重要な変革です。CIOの管轄である分野が企業にとってより重要になったということはつまり、CIOの働きや意思決定もまた、企業にとってより重要なものになったことを意味するからです。今回の記事ではそのCIOの重要性と役割の増大について紹介します。

より良い情報管理なくして、企業の成長はあり得ない?情報戦略が企業にとって重要な理由とは!?

RPAによる情報処理・分析の自動化は、CIOの職務領域の一部である、顧客分析、データの抽出、ソーシャルメディアの分析、ビッグデータの管理などを急激に簡潔化することができます。つまり、RPAによって情報マネジメントの正確性とスピードが大幅に向上し、これまでよりもずっと効率的に管理できるようになります。情報をより早く広く、そして正確に把握できることのメリットは想像に難くないでしょう。

一つとして、将来的な市場環境や需要などの変化の予測も容易になることが挙げられます。また、それによって企業の成長戦略の特定がより迅速に行えます。さらに成長戦略と方向性が早期に定まることで、経営資源をより効果的に迅速に配分できるようになるでしょう。CIOがITによる効率的な情報分析・管理を実現することが、企業全体の成長の大きな後押しになり得るのです。

新しい世界、新しいテクノロジー。CIOがまずすべきこととは?

当然ですが、高度な自動化が実現したからと言って文字通り全てのプロセスや業務をプログラムに任せることはできません。どこまでいってもプログラムが絶対に誤作動を起こさないとは言えませんし、ハッキングなどの攻撃に晒されるかもしれません。それ以前にそもそも、新システムがスムーズに活用されるための仕組みや教育制度は人の手で構築せざるを得ません。

つまり、RPAとはいえその管理やコントロールのための体制がまず必要です。しかし従来のシステムと同じ人数や工程によるマネジメントシステムはまず必要ありませんし、そもそもそんなことをしてはRPAを導入する意味そのものがありません。要するに、従来よりも小規模でローコストであり、なおかつRPAの管理をするには必要十分なマネジメント体制と人が必要なのです。つまりRPAを導入する際にはこれまでとは異なる、新しい情報マネジメント体制が必要となるのです。そしてその中心となるのは、言うまでもなくCIOの筈です。

簡単に言い換えれば、CIOは効率的な情報システム運用のための土台を構築せざるを得ませんが、これはCIOの管理対象が増えたと同時にその裁量権と影響力が拡大したことも意味しています。

移り行く時代とCIOの未来の姿

時と共に世界が変わり、テクノロジーが進化し、そして情報戦略の存在意義も変化しました。それはCIOにとっては喜ぶべき変化です。おかげで、CIOという存在自体の重要性も増し、その業務は企業にとってよりクリティカルなものとなりつつあるからです。このまま変化が進めば、CIOはCEOに比肩する役職にすらなるかもしれません。

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