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50%以上のコスト削減を実現しよう!RPAによる金融革命!①

激動の金融業界で生き残るために必要なこと

昨今の市場環境は、特にリーマンショック期以降から急激な変化を遂げました。その変化は、ビジネスのグローバル化に伴う市場の急拡大やリーマンショック以降の様々な国際法・規則による統制強化、そして今までにはなかった毛色の新規参入社の増加などなど様々な要素が絡み合うことでもたらされたものでした。 この結果、企業はその「予想もしない変化が急に起こる時代」の中でも安定して継続的に利益を増加させる術を求め始めました。 それを実現する手段の一つが、コスト削減の徹底化です。 これまではどの企業も、コスト削減の実現のために海外アウトソーシングを駆使してきました。

ところが、途上国での賃金の上昇などに伴いそれも頭打ちとなり始めたため、新しいコスト削減の術を探る必要が生じました。特に金融業界のような繁栄と衰退の激しい業界は、短期的な利益率向上と安定的な長期的成長の両立のためにもオペレーションコストの削減法の捻出に苦慮しています。 では、どうすればいいのでしょうか?その答えの一つは、RPAによるコスト削減です。

金融企業がRPAで得られる3つの利益

実際、金融リスクの軽減策の必要性や、バーゼル条約などの規則、その他の様々な法令順守などのルールが多い金融業界においてはRPAは非常に相性が良く、欧米の一部の金融企業では既に実際に活用されています。 RPAによるシステムは、与えられた規則やルールの順守が非常に得意であり、またそのシステムを介して不正な取引きが行われるのをRPAシステム自身が監視できるためです。ではRPAは金融業界にどんな利益をもたらすか。
箇条書きで下記に3つ列挙致しました。
・RPAは平均で25から50%、あるいはそれ以上のコスト削減を達成できる可能性がある
・テクノロジーベースの金融サービスの効率性と信頼性の担保
・故意・過失に関わらず、ヒューマンエラーの可能性を減らすことができるため、法令順守やリスクマネジメント、コンプライアンス問題という点において魅力的

RPAと従来のITシステムの違いとは? 

念頭に置いて頂きたい点は、RPAは従来のITシステムのように、作業一つ一つを自動化するたびに長時間のプログラミングを必要とはしない点です。

このような旧来の自動化プロセスはもちろん全ての業務をマニュアルで進めるよりは良いのですが、コストの削減という意味でも、作業スピードの向上という点でも限定的でした。しかしRPAはその「ロボット的な」ソフトウェアにより、トランザクションや分析、レポートなどを行う各アプリケーション間のシームレスな連動を実現します。いわば、セキュリティに守られた高度な「仲介役」としての機能を果たします。

かつてはマンパワーによって遂行されていた業務を自動化することで、金融企業は短期的に人件費を削減できるだけではなく、余った人材を長期的な視点で重要な戦略案件に活用する方法までも検討できます。

実際の導入例

今回の記事では金融業界にとって、「なぜコスト削減がそこまで重要になっているのか?」という点と「そのためにRPAがどう役立つか」の二点を紹介させて頂きました。とはいえ、理屈だけをどれだけ述べられてもしっくり来ないと思います。ですので次回の記事では、「では実際に、RPAが金融企業に導入されたケースとその結果」を紹介させて頂きたいと思います。そちらも是非、ご一読ください。

参考記事:データ整理やトラブル対応も自動で出来ます!RPAによる金融革命!②

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