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RPA導入の成功事例!Arago社のAutoPilotとは?

RPA導入の成功事例!

これから必要となるシステムは?オートメイションでライバルより一歩優位に!」という記事では、「RPA」を導入することで、却って「IT戦略は重要だが、予算配分は抑えたい」という企業のジレンマの解消につながり、競争優位性をもたらすことを紹介させて頂きました。では今回の記事では、そんなRPAの成功例について紹介させて頂きます。

その成功例とは、AragoというアメリカのIT企業です。
参考記事:これから必要となるシステムは?オートメイションでライバルより一歩優位に!

>Arago社の人工知能、AutoPilotによる革命

このArago社はAutoPilotというインテリジェントオートメイションツールを開発し、導入しました。そしてこのAutoPilotこそが、自動化による利益向上を実現した成功例です。

Arago社によりますと、このAutoPilotによって、これまでは人の手が必要だったITサービスマネジメント機能の90%の自動化に成功したそうです。そして余った労働力は当然、他の業務へと再配置し生産性の底上げに繋がりました。そもそもAutoPilotはITオペレーションによって作業の質、柔軟性、リスク管理などの要素や能力を最大化することを目的にデザインされたものです。

①AutoPilotで業務の「質」を向上させよ!

まず作業の「質」という面での効果ですと、代表的なものが大きく二点あります。「社内意思決定の迅速化」と、「社員全体のメソッドやノウハウの向上」の二点です。この二点は、AutoPilotの情報プラットフォームとしての機能によってもたらされました。このプラットフォームには各プロジェクトの進捗や最新情報はもちろんのこと、優秀な社員の仕事上の知識やメソッドまで一元的に保管されています。この情報プラットフォームを社内全体で共有することでどうなるのでしょう。

まず、進捗情報などのリアルタイムの共有により、意思決定の迅速化がもたらされます。情報共有のために逐一会議やミーティングを開き、状況や進展を報告する必要がなくなるからです。次に、優秀な社員のノウハウやメソッド、あるいは各社員の経験を共有し誰でも参照できるようにすることで、各社員の作業の質の向上を図れます。これが、Auto Pilotによる諸業務の「質」の向上です。

②システム変更も機能拡大もお手の物。脅威の柔軟性!

では柔軟性という観点はどうでしょうか。これは、システムが対処できる作業範囲の拡大を意味しています。過去に何度か述べさせて頂いたことですが、従来のITでは逐一事前に手動でのコード入力や設定が必要でした。予めインプットされた機能の範疇を超える事態や作業にはまるで対応できず、その意味ではITシステムは硬直的で柔軟性の低いものでした。ですが、業務の中でAutoPilotは自動で「知識」を漸次的に養っていきます。利用者の作業を記録することで知識を培う仕組みです。こうして、予め設定されなかった業務が必要となった時も、自動で対応できる割合が時と共に増えました。こうして柔軟なITシステムが実現しました。

③法律違反は絶対に許さない。AutoPilotによる徹底監視!

最後に、リスク管理という面についてです。これは主に、コンプライアンス上のリスク管理に焦点を当てたものです。法務部の人間など社内規則やコンプライアンスのエキスパートが機械にある程度「教える」ことでリスク管理や規則の遵守をシステムを通して促進することができます。AutoPilotには業務の進行状況などのデータが保管されてます。そうした進行状況をAutoPilotがオートでチェックすることで、規則違反が起きてないか常にチェックすることが可能なのです。
つまり、システム内での作業が複雑な企業統治や規則を反映するだけでなく問題が実際に発生する前に検知する仕組みです。

   

ITに大きな予算は割けない?そんな時こそ・・・

簡単にまとめますと、AutoPilotの導入によって、人材の効率的な再配置が可能になっただけでなくコミュニケーションや作業の質を高めリスク管理の徹底化も可能となりました。貴重なITスタッフもメンテナンスではなく、ソフト開発など他のプロジェクトに配置することが出来ました。つまり、AutoPilotは時間的・人材的コストの節約だけでなく、競争優位性の獲得にも大きく寄与しました。「熟練のITスタッフが欲しいが、IT部への予算が限られている関係で何人も雇うことはできない」という企業の方々にとっては、この事例は大変興味深いものではないでしょうか。 

出典;https://autopilot.co/index.html

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