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【小売り業界におけるRPA活用例 】RPA×クラウドサービスで受発注

顧客満足度を最大化するRPA活用法!

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当然のことですが、顧客の方々の満足度は企業にとって非常に重要です。満足度が高ければ繰り返しサービスを利用してくれる一方で、低ければ早々に他社に乗り換えられてしまいます。
今回の記事では、そんな顧客満足度を最大化するため、どのようにRPAとクラウドの技術を駆使することによってどのような顧客対応が可能になるか紹介いたします。

特に、欧米諸国で研究と検討がなされている活用法などをここでは紹介させて頂きます。

クラウドサービス×RPAで、ロボットが在庫管理のエキスパートに!

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クラウドによる小売り業の管理プラットフォームを提供するニュージーランド発の企業、Vendの統括マネージャーは次のように述べました。

「顧客はシームレスな購入を期待している。故に企業はクラウドなどのITアーキテクチャを駆使し、 顧客がどのように買い物をするか、その傾向を入手し、スピーディーなサービスでの購入体験を届けるべきだ。」と。他ならぬ顧客自身がそのようなスムーズなサービスを求めている以上、それを満たすことは極めて重要です。そして、企業がクラウドサービスによる情報の共有とRPAによる業務の自動化を駆使することでその実現は十分に可能です。

ここで言及しているのはなにも、例えばAmazon社などが得意とする、顧客一人一人の購買履歴に合わせたダイレクトマーケティングのことだけではありません。ここで主張されているのは、オンラインシステムと店舗販売との連携です。この連携こそが、顧客に提供できるサービスの質と、販売機会の最大化をもたらします。

それでは、クラウドとRPAがどのようにしてその連携を実現できるのでしょうか。たとえばまず、クラウドによる情報共有が挙がります。これによって従業員はオンラインストアと各店舗の在庫をいつでも調べられます。また共有する情報を詳細化することで、さらにそこにRPA技術を組み合わせるとどうなるのでしょうか。各店舗の売れ行きのデータを解析し、リアルタイムで状況に合わせた在庫配分や調節のプランをオートで通知してくれます。

さらに機能次第では、在庫が早々に切れた場合には自動で追加発注も行えます。これによって人気商品の販売機会の損失を未然に防げます。また、RPAによる情報処理と言語機能も駆使すれば、各顧客の販売傾向に合わせた広告メールを自動で作成し送信してくれることも可能になります。こうして、顧客とのコミュニケーションと提供できるサービスの質は最大化され、またその金銭的、時間的コストもクラウドとRPAによって最小限に抑えられるのです。

需要の急変化も事前に察知!柔軟に対応可能

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クラウドコンピューティングとRPAの組み合わせは、需要の急速な増減にも合わせて、柔軟なデータ解析とそれを生かしたビジネスを実現します。

例えば、オンシーズンの稼ぎ時が近づくにつれて需要が急増化した小売業者のケースを考えてみましょう。その業者は需要が増加し続けることには察知しているでしょうが、それがどの程度のものかは予測できないかもしれません。需要が業者の予測を遥かに上回った場合には取引機会の損失や、あるいは無理やりな追加生産による「粗売り」を犯してしまうかもしれません。

ですがクラウドとRPAの連携により、データサーバーが常にリアルタイムの需要の増減をチェックしより正確な予測を行えばそれは防げます。例え需要が想像を超えて急上昇したとしても、それを早い段階で察知し通知してくれます。追加発注も、多少の余裕を持って行えば、粗悪な製品を造らずに済むでしょう。反対に、予測を大きく裏切って需要が落ち込んだ時には、クラウドとRPAシステムがそれを事前に察知し警告することで、赤字を回避できます。あるいはそれで余った資金を、需要が増えている他のサービスに回すことで利益を上げることも可能です。

情報の多大なバックアップがあるクラウドコンピューティングと高度な自動情報解析が可能なRPAの組み合わせは、顧客からの信頼の担保にも直結すると言えるでしょう。

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