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AIの拡大市場は、視覚情報と自然言語

「AI」という言葉でくくられる技術の種類はさまざまで、しかもAIとそれ以外を分かつ境界線は、時代によっても変化している。ビジネスへのAIの活用、あるいはAIの普及に合わせた新たなビジネスを考えるとき、有望な分野は今どこにあり、将来的にはどのような拡大が見込まれるのだろうか。2017年2月7日・8日の2日間、アカデミーヒルズ(東京都港区)で開催されたカンファレンス「BIG DATA ANALYTICS TOKYO」では、市場調査・コンサルティング企業「Tractica」のマネージングディレクター、クリント・ウィーロック氏がこうした疑問に回答。当日の講演内容について、ダイジェストを紹介する。

AIの要素技術6種

「現状でAIの実装は、ビジネスの改善、プロセスの最適化、コスト削減、合理化といった短期的、戦術的な使われ方をされている。その一方で、長期的に変革的なビジネスモデルをもたらすものとして大きな力を持つことも無視できない」
冒頭でこう述べたウィーロック氏は、AIの要素技術を6つ列挙。具体的には▽データからの学習成果をもとに、類似するデータに対する予測を行う「機械学習」▽ニューラルネットワークを用いて機械学習を行う「ディープラーニング」▽コンピューターが人間の話し言葉や書き言葉を理解・翻訳・作成できるようにする「自然言語処理(NLP)」▽画像データの中から、ある対象物を特定・タグ付けした上で理解できる「コンピュータービジョン」▽人間の思考プロセスをコンピューター上で再現する「機械推論(Machine Reasoning)」▽自身が動作する仕組みを分かっていて、この世界全体に対する理解も備えている「強いAI(Strong AI)」、があるとした。

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