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RPAがスモールビジネスの生産性向上を実現する(経営ハッカー×RPA BANK)

業務の生産性向上にあたり、RPA(Robotic Process Automation)というソリューションが大きな注目を集めています。

RPA(Robotic Process Automation)とは、通常パソコンで行う業務を人間の代わりに自動で行う、ソフトウエア型のロボットです。ロボットといってもソフトウェアなので、パソコン上で動作するものと考えてください。

※こういうのではありません…

「RPAって具体的にどんな作業をしてくれるの?」

「RPAが本格導入されると、人間の仕事はどう変わるの?」

という疑問がわいてきますよね。

ソフトバンク株式会社のRPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を例に、RPAについてお詳しい同社の法人マーケティング本部シニアプロジェクトディレクター、野村厚夫さんにお話を伺いました。

バックオフィス業務はロボットで自動化

人口減や仕事観の多様化、働き方改革などによって、人手不足が問題になっています。人手が足りない今、限られた人と時間でいかに効率化を図っていくかというのが、これからのビジネスの大きな課題といえるでしょう。そこで、今後は人間の代わりにロボット(デジタルレイバー:Digital Labor)に業務を担ってもらうというのが、重要な解決策になります。

そのひとつが、従来は人間がおこなっていたパソコン作業を代替してくれるソフトウェア型ロボット、RPA(Robotic Process Automation)と呼ばれるソリューションです。

RPAは、

・自社システムへの案件入力や登録

・情報収集

・各種チェック作業

・データの集計や加工

…といった単純業務を代替してくれます。

つまり、経理、財務、総務、人事、営業事務等のホワイトカラーのバックオフィス業務で威力を発揮してくれるわけです。私たち人間は、より創造性や付加価値の高い仕事に注力できるでしょう。ルーティンワークをロボットに任せることで、ストレスの軽減やモチベーションアップにもつながります。

※実際に人型ロボットが動くわけではないですが、イメージ的にはこうです

コストを抑え、社内での開発が可能

RPAの大きな特長は、「安価であること」と「内製化ができること」のふたつが挙げられます。

これまでは自社の業務を自動化するシステムを開発しようとすると、何億円もの莫大な費用が発生しました。しかも、不具合の処理やメンテナンスも外注ですから、数百万、数千万円というランニングコストが上乗せされます。これでは、中小企業が導入するのはまず不可能です。

対してRPAは、コストが非常に安価です。既存のシステムを変えることもなく、システム連携のハードルが低いので、導入もスムーズで簡単です。

内製化はソフトバンク社がとくに力を入れている分野で、自社運用が可能なのです。RPAはITスキルの高くない人でも直観的に操作が可能。Excelのマクロ機能を使って簡単なシステムを作るように、自社の社員がロボットに指令を与え、自由に操ることができるのです。もちろん、プログラミング等の専門知識は不要です。

自社に最適化したロボットを安価に作れる「SynchRoid(シンクロイド)」とは?

ソフトバンク社のRPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を例に、具体的な使い方を紹介しましょう。

一度作業を覚えれば、次回から自動化。しかもノーミス

どの会社でも行なっている経費精算を例に、「SynchRoid(シンクロイド)」を使ったRPAの設計事例をご説明しましょう。

通常は、Excelなどに出発駅と到着駅を入力し、乗換案内サイトなどに出発駅と到着駅を再び入力(もしくはコピー&ペースト)して運賃を割り出し、またまたExcelに入力します。1件あたりにかなりの手間がかかり、各社員が件数分同じことを繰り返さなければならないという、単純極まりない作業です。

SynchRoidにこの一連の作業を覚えさせれば、2件目からは自動で実行させることができます。一度覚えてしまうと、社員が何千人いようが、1万件でも10万件でも、ミスなく自動的に作業を完了します。人間だとどうしてもミスが出ますが、SynchRoidはミスをしません。しかも、作業スピードは圧倒的に速くなって良いことづくめです。

オーダーメイドのロボットを作れる未来はすぐそこに

経費精算はひとつのわかりやすい例ですが、それ以外にもRPAは自社の業務に合わせて多くのバックオフィス業務を自動化できます。まさにオーダーメイドのロボットです。特に帳簿の管理やチェック、給与計算といったバックオフィス業務の多い会計会計業務には、非常に適したサービスといえるでしょう。

また、SynchRoidはfreeeのようなクラウドソフトとも非常に相性がよいのです。今後はますますfreeeのようなクラウドソフトを利用するのが当たり前になり、次の段階として、Excelやクラウドソフトを自動的に動かせるロボットを社内で内製化できるようになる。そういった世界が、すぐそこまで来ています。

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【プロフィール情報】
野村 厚夫(のむら あつお)
ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人マーケティング本部 シニアプロジェクトディレクター

広告代理店から国際デジタル通信株式会社に転職。以降通信業界再編成の中でソフトバンク株式会社が買収し現在に至る。一貫して法人営業畑を歩み、2011年より法人サービス営業本部、モバイルインターネット営業本部、首都圏営業本部の3事業部の立ち上げを本部長として歴任。2014年の脳梗塞を乗り越え、現在はRPAを中心として中小企業のIT武装に従事し、中小企業向けセミナーなどで講演を精力的に行う。

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