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Apple Watch発売!今押さえておくべきウェアラブルデバイスの特性とは

(Writer:笠井)

【広がるウェアラブルデバイス】

2015年4月24日、ついにApple社から待望のウェアラブルデバイスである、「Apple Watch」が発売される。
これによって、ウェアラブルデバイスの市場が大きく盛り上がっていくことになるだろう。

矢野経済研究所の調べによると、ウェアラブルデバイスの世界市場規模は、2013年で671万台、2017年には2億2390万台にもなるという。
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001308

日本では、まだ本格的な普及には至っていないようだが、「Apple Watch」の評価次第では、日本のウェアラブルデバイス市場が大きく盛り上がり、新たなビジネスチャンスが生まれていくことは間違いない。
そこで本記事では、海外での事例を基に、ウェアラブルデバイスのトレンドを探っていこうと思う。

【Owlet】

owlet

これは、乳児用のウェアラブルデバイスである。
足に装着することで、血中酸素濃度と心拍数を測定することができるというものだ。
https://www.owletcare.com/

さらに、血中酸素濃度や心拍数に異常がある場合に通知してくれるという機能をもつ。

【Voyce】

Voyce

これは、犬専用のウェアラブルデバイスである。
http://mydogsvoyce.com/#!/voyce

Voyceを犬の首に装着することで、犬の健康状態を知ることができる。
今までは、病気の症状が出てから獣医に行くというのが一般的だったが、飼い主がより早く飼い犬の異常に気付くことができるようになり、病気が深刻な状態になる前に対策を打つことが可能になる。

【Dialog】

Dialog

これはてんかん患者用のウェアラブルデバイスである。
http://www.artefactgroup.com/content/work/dialog/

てんかん発作は薬の服用で抑えることができるのだが、特殊な環境下において、ストレスが異常に高まったりすることで起きる可能性がある。
学生で言えば、自分の人生を左右する試験前、スポーツの大会前というものがあげられるだろう。
また、発作が起こってしまった際、近くに適切に対処できる人間がいるとも限らない。

Dialogを使用することにより、てんかん患者本人は自分の体調を知り、発作を予防することができるし、発作が発生した際にどのように対応すればいいのかを、通知してくれるので、てんかん発作をよく知らない人でも適切な処置を施すことが可能になる。

【ウェアラブルデバイスの真価】

海外でスタートしているウェアラブルデバイスを見ると、2つの傾向が見えてくる

それは、ウェアラブルデバイスを用いることで、
・見えにくいものを可視化している。
・コミュニケーションを取るのが難しいものとのコミュニケーションを助けている。
ということである。

「Dialog」上の事例になるであろうし、「Owlet」や「Voyce」は下の事例になるであろう。

日本では、健康志向の高まりの中で、自分の体調を可視化することができるデバイスが、徐々に市民権を得ているように思うが、「Owlet」や「Voyce」のようなウェアラブルデバイスはまだまだといったところだ。

【ウェアラブルデバイスが収集するデータ】

どちらの特性を持ったデバイスであれ、重要なのはウェアラブルデバイスでなければ収集できなかったデータを収集することが可能になるという点だ。ウェアラブルデバイスを用いることによって、今まで蓄積されていない、または量が乏しかったデータを蓄積することが可能になる。ウェアラブルデバイスそのものの価値もさることながら、そのデバイスで如何に価値のある情報を収集することができるか。この設計を上手くできれば、大きく飛躍するビジネスを生み出すことができるであろう。

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