• TOP
  • コラム・マンガ
  • 【ビーコン活用事例】 JALが挑む、ビーコンとウェアラブルで業務効率化!

共有する

【ビーコン活用事例】 JALが挑む、ビーコンとウェアラブルで業務効率化!

(Writer:笠井)

プッシュ通知だけではない

これまでビーコンの利用方法といえば、プッシュ通知を利用して顧客にクーポンを送付するというような事例が多かったが、ビーコンの活用例はそれだけではない。ウェアラブルデバイスと共に利用することで、従来の業務を革新する取組みを今回紹介する。

100人ものスタッフの配置を可視化する

空港は広い―。
突然便が欠航になった場合や、搭乗ゲートが変更になった場合、スタッフの配置を変えなければならないし、その事態に関連する情報を迅速に把握する必要がある。その際に空港は広すぎて、スタッフがどこにいるかということを把握できていなかった。そのために、顧客への対応が遅れる事態も発生してしまう。

この状況を打破するために、ビーコンとウェアラブルデバイスが採用された。
空港の搭乗ゲートにビーコン端末を設置し、それにスタッフが身に付けるウェアラブルデバイスが反応して、スタッフをコントロールするセンターに位置情報を送信することによって、スタッフの配置を可視化している。
こうした取り組みによって、非常事態への対応が劇的に変化したという。

さらに、ウェアラブルデバイスならではの利点もある。
同じようなことは、スマートフォンでも可能であるが、業務連絡が来ているかどうかをいちいち確認しなければならない。ウェアラブルデバイスであれば、着信に気付かないことがないので、連絡が届いていなかったという事態を減らすことができるだろう。実際の導入には、様々な課題があるが、今回はビーコン×ウェアラブルデバイスの新たな可能性を示唆してくれたように思う。

従来の接客を変えるか

その期待は大いにある。
普段持ち歩けないような情報を、ウェアラブルデバイスに搭載しておくこともでき、ビーコンを用いて、不測の事態もすぐに把握・対応することができるためだ。こういったことが可能になれば、迅速に接客対応ができ、顧客満足度の向上も期待できるだろう。

こういった利用の仕方が期待できるのが、テーマパークや、イベント、工場だ。テーマパークで言えば、非常時には迅速に客の誘導ができ、パーク内の各ショップの在庫状況を把握し、買いたいお土産が買えない客を誘導したりできる。

ビーコンと言えば、プッシュ通知を用いたマーケティング領域での活用が多かったのだが、これは、ビーコンとウェアラブルデバイスを用いた全く新しい取り組みとなった。

今現在、同じような取り組みはまだ少ないが、今後大きく増えていくこととなるだろう。今後様々な領域で、革新的な取り組みが行われることを期待したい。

関連記事

    None Found