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今までの常識が変わる!!今知っておきたい「ビーコン(BEACON)」とは

(文責:笠井)

店舗に入るだけで、クーポンがもらえる?

特に何を買おうと思ったわけでもなく、何気なく店舗に入ると、自分のスマホに何かの通知が来ている。その店舗のクーポンが届いている。

そんな世界を実現するのが、「ビーコン(BEACON)」である。ビーコンの原義はそもそも、狼煙やかがり火といった、位置と情報を組み合わせた伝達手段である。今回注目するビーコンは、スマートフォンの位置情報をBLE(Bluetooth Low Energy)を用いて特定し、情報を発信する仕組みである。BLEとは、Bluetoothの拡張仕様の1つであり、低電力で切る強みを持つ。

そんなビーコンを用いた動きが、国内外を問わず活発になって来ている。
そこで今回は、ビーコンがどのように活用されているのか、どのような未来を実現するのかをお伝えできればと思う。

大手アパレル企業×ビーコン

2014年6月24日、国内大手アパレルメーカー、株式会社ナノ・ユニバースの新しいストアアプリケーションに、株式会社ACCESSの、ビーコンを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューションを採用することを決定した。
http://jp.access-company.com/news_event/archives/2014/20140624/

株式会社ナノ・ユニバースは「ヨーロピアントラディショナル」をコンセプトに、全国に61店舗の実店舗とオンラインストアを展開し、70万人を超える会員を抱えている。
同社は、実店舗への送客を目的とした、店舗に来店することでポイントがたまる「来店ポイントサービス」をはじめとするO2O施策を次々と打っていく構えだ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1406/24/news052.html

イベント×ビーコン

2014年7月3日から4日にかけて、九州放送機器展が開催された。
同展示会は、九州最大の映像・音響・通信のプロフェッショナル展である。

その展示会の裏側で、ビーコンを用いた実証実験が行われていた。
会場入り口や各出展者の各ブース等、約100か所にビーコンが設置され、主って出展者情報やセミナーの詳細情報等を、参加者にプッシュ通知する取組みである。
http://www.aplix.co.jp/?p=10272

これまで展示場では、パンフレットが主な情報発信ツールとして利用されていたが、パンフレットは、特に興味を持っていない限りは見過ごされてしまうという欠点があったが、ビーコンであれば、近づいた人に情報を発信することができるため、その機会損失を埋めることが可能になる。

ビーコンがもたらすもの

上記の事例のように、ビーコンはマーケティングと非常に相性がよく、国内外でさまざまな取り組みがなされている。

ビーコンの革新的なところは、屋内での位置情報を利用することができるようになったということである。これまでGPSを用いたサービスは広く利用されてきたが、ターゲティングがぼんやりしていて、その消費者のニーズに応えた情報を発信できないという欠点があった。

そこでビーコンを用いれば、より細かなターゲティングができることになる。
百貨店であれば、服飾フロアでは服のセール情報、レストランフロアではレストランのクーポン券を配信できる。
各店舗内でも、このエリアでは雑貨の情報、あそこのエリアでは服の情報など、配信ターゲットの位置によって配信する情報を振り分けることが可能になった。

以上のように、ビーコンはマーケティングの手法を革新する可能性を秘めている。
ここで取り上げた事例の他に、新しい利用事例が続々と登場することだろう。

マーケティングだけでなく、様々な分野でも応用が期待されるビーコン。
その動きに今後とも目が離せない。

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